2009年12月31日木曜日

大晦日は何をする日?

*ボストンではいまはまだ2009年の大晦日です。
 なので、これが激動の2009年の締めくくりです。

ドイツからきているポスドクに聞かれました。
日本ではNew Year’s Eveは何をするの?

ん~。
基本的には家族で過ごすかな。と答えたものの、
なんかあんまりいい答えが出てきませんでした。

あとで考えてみると、
大みそかは家でごろごろして、
家族で年越しソバを食べて、紅白歌合戦をみて、
ゆく年くる年を見ながら年を越し、
あけましておめでとうございましたの挨拶をしたら床につく。
外に出るとしたら、初詣とか、ご来光を拝みに富士山登山とか。
あ、それから大掃除をしますね。

一般的な日本人の大晦日はこんな感じでしょうか。

でも、彼らは違うようです。
「明日はNew Years Dayなんだから、パーティーでしょ」
インターネットで調べてみると、確かに街は夜中までいろいろイベントがあるようです。
レストランにバンドがやってきてそれを聞きながらお食事とか。
Bostonの中心部では花火が上がったりもしています。
なかなか急にはこちらの文化にはなじめません。
でも来年は何とかしてアメリカンな大晦日を迎えたいなと思っています。

2009年12月27日日曜日

Holiday season!

もう終わってしまいましたが、
先週は欧米人にとってとても大事なホリデーシーズンだったようです。

私は年末年始もボストンにいる予定だったので、
25日だけ休みをもらって(クリスマスはアメリカの祭日です!)、
それ以外は普通に学校に行きました。
24日の朝、学校に行くと、MIT化学科の建物がしーんとしています。
人がぜんぜんいません。
昼頃にようやくやってきたのはアジア系のポスドク、学生の合計3人だけでした。
いつもは予約で一杯のNMRも予約ナシで使いたい放題。
ちなみに日曜日も学校に来て仕事をされていると言ううわさの
うちの研究室のボスも、クリスマスは休暇を取って不在でした。

ちなみに、街中のスーパーもお店もみんな閉まります。
やっていたのはスターバックスとかカフェと、
中華料理屋さんくらいでした。あ、あと、セブンイレブンもやってました。
マクドナルドが閉まっていてびっくりしました。
クリスマスが重要な日ということが良くわかりました。

凍っています

ボストン市とケンブリッジ市の間を流れるチャールズ川
川幅はMITの近くで約500mにもなる大きな川です。

その川が、凍ってます。。。
うわさには聞いていましたが、こんなでっかい川が凍るのかと
やっぱり驚いてしまいました。
淀川が凍るみたいなイメージですね。



2009年12月20日日曜日

携帯電話事情

こちらに来るときに困ったのが携帯電話です。
しばらくホテル暮らしをしながら、不動産屋さんと連絡をとりつつ
家を決めることになると思われたので、携帯があるととても便利だなあ、と思っていました。

しかし、アメリカの大手の携帯電話会社では、Social Security Numberというものを持っていない人は契約できなかったり、高額のdepositを要求されたりします。
また、最低2年とか最低限の契約期間も指定されたりします。
そもそも今回の状況では住所が決まっていないので、携帯電話を契約するのは
おそらく不可能と思われました。

そこで、インターネットで見つけたのがHanacellという会社です。大手で月の基本料金が$50程度が多いのに対し、こちらは無料通話$10付きで基本料金$10です。最初は「ちょっと安すぎるしあやしいなあ」と思っていたのですが、
アメリカで最初に宿泊するホテルに届けてもらうことが可能で
すぐに使用できそうだったので思い切って申し込むことにしてみました。

結局特にトラブルも無く、むしろすぐに携帯が使えてとても便利でした。
通話エリアもAT&Tのアンテナを使用しているそうで、不自由はありません。
またサポートに日本人がいるので安心です。

ということで、こんなサービスもありますよ、という話でした。
決してHanacellの回し者ではありませんので。

2009年12月19日土曜日

(華氏-32)×5/9=摂氏

天気予報で出てくる気温は華氏です。

(華氏-32)×5/9=摂氏

なので、華氏32度が摂氏0度、ということを覚えておけば
だいたい何度か、くらいは直感的にわかります。
でも、わざわざ華氏にする必要はないと思うのですが。。。

ちなみに-40度では、摂氏も華氏も同じ温度になります。
1次方程式を解けば出てきますね。
アラスカでは-40度になることもあるそうで、
昔住んでいたことがあるという学生が「とっても寒いよ」と言っています。

実験室には何と、実験用の華氏表示のアルコール温度計があります。
誰か使うんだろうか。

それから、スーパーマーケットなどで使われる重さの単位も
いまだにポンド、オンスです。
1ポンドは約480gだから、大体500g、と覚えればなんとかなります。
肉1ポンドが$5より高ければ100g100円より高い、みたいな感じです。

スポーツで選手の身長を表す場合はフィートです。
1フィートが30.5cmで、12インチに相当します。だから1インチは2.54cm。
自分の身長は170cmなので、5.6フィートです。

「アメリカは合理的な国だ」という割には、
単位に関してはちっとも合理的ではありません。
重さはkg、長さはmでやってほしいものです。
あれ?でも摂氏はSI単位系ではないですね。
ケルビンKで表さなければならなくなってしまいます。
温度だけは摂氏で。。。というのは虫のいい話なのでしょうか。

2009年12月17日木曜日

Organized mess

organized : (形)整頓された

対義語は

messy : (形)散らかった、きたない

実験台がorganizedかmessyかは人によりますが(ほとんどの人はmessyですが・・・)
messyな人を弁護するとても便利な言葉があります。
それがorganized messです。

見た目は散らかっているが、その人にとってはとても使いやすく、
必要なものはすぐに出てくる、ような状態のことを指すようです。

2009年12月14日月曜日

最高気温が氷点下

最近、週に1回はあります。
まだ雪は積もっていませんが、東京より北に住んだことがない自分にとっては驚きです。

2009年12月8日火曜日

寒いです。

12月に入り、とても寒くなってきました。
土曜の夜から日曜の朝にかけて雪が降りました。

今回は幸い5cmくらいしか積もらなかったのでたいしたことはありませんでした。
また、州の法律で建物の所有者は隣接する歩道を除雪する義務があるので、
雪が降ってもそれほど困ることは無いそうです。
(住んでいるアパートの管理事務所がやってくれます。)

雪が降ること自体は驚きではないのですが、その後が驚きでした。
今日(火曜日)に家に帰っていると、道は乾いているのにまだ雪が残っているのです。
正確には氷、が残っています。
日陰なら仕方ないのですが、日が当たるところで、です。
日中はずっと室内にいるのでわからないのですが、
外は一日氷点下に近い気温のようです。

ちなみに最近の日の出は朝7時で、日の入りは4時過ぎです。
一日が短すぎます。

まだ12月だというのに。。。

2009年12月5日土曜日

椅子

2007年の暮れのことですが、椅子を購入しました。
そして、今回の引越しでボストンまで持ってきてしまいました。



家で本を読むときに不便を感じ、思い切って購入しました。
岡村製作所という会社のcontessaという椅子です。

10万円くらいしました。椅子ごときに高いなあ、と思われるかもしれませんが
毎日使うと思えばすぐに投資を回収できます。
基本的に長持ちですし。

アメリカのハーマンミラーのAeron chairなんか有名ですが、
海外メーカーなので、修理とかを考えるとやっぱり国産かな、
と思ってcontessaにしました。日本人だし。

ちなみにAeron chairは座面が前傾する機能があり、Contessaには頭を支えるヘッドレストがあって、普通に座るときに肩や首への負担が軽減される、とそれぞれ特徴があります。
一概には言えませんが前傾姿勢で物書きをする方はAeron chairを、座って本を読んだり物思いにふける肩はcontessaを選ぶのが良いようです。

この椅子、とてもすわり心地がいいです。
硬すぎず、やわらかすぎず。
メッシュのものを選んだので夏場の蒸れも心配ありません。
そして、この美しいフォルム。
写真ではわかりませんが、後ろ姿の曲線美がとてもイケてます。
色のバリエーションも豊富でおしゃれなお宅にも合います。
会社でも、仕事の効率が向上するのであれば購入を考えてくれてもいいのではないかなあと個人的に思っています。

ある本では、椅子、照明、机の順に投資するのが効率的と書いてありました。
確かにうちの机は安物ですが、椅子が良かったのでとても快適でした。

ちなみにMITの多くの椅子がAeron chairです。
教授室の椅子もNMRの椅子も。

ついつい座りたくなってしまうような椅子、お勧めです。

2009年12月3日木曜日

Boston Symphony Orchestra

Boston Symphony Orchestraの定期公演を聞きに行ってみました。
古いけれどとてもきれいなホールです。

写真のように後ろの方の席でよければ1人$50で、チケットはインターネットで買えます。
なので、旅行で来た時にちょっと聴いていく、という楽しみ方もありです。



今回の公演はDebussy,Stravinsky,Brahmsの3曲です。
今月のゲストはJoshua Bellというバイオリニストで、最後の曲で登場してソロを演奏していました。
バイオリンのソロを初めて見たのですが、とてもかっこいいです。

本来の指揮者が家族の病気の関係で別の人に交代していると聞いていました。
その指揮者、ぴょんぴょん飛び跳ねながら楽しそうに指揮をしています。。。
あとで調べてみると、とても有名な人だということがわかりました。
Yan Pascal Tortelierさんです。
英語のWIKIの方が詳しく書いてあります。

あまりクラシックに詳しくなくても結構楽しめました。

2009年11月26日木曜日

Thanksgiving day

先週の木曜日はThanksgiving day。
日本人にはなじみのない習慣ですが、アメリカ大陸にやってきた人たちが始めた行事です。
1620年頃ヨーロッパからアメリカにやってきた人たちがアメリカ大陸で一年を過ごすのはとても大変で、一年の収穫がとてもありがたかったそうで、それでその年に収穫できたものに感謝したというのが始まりだそうです。

この日はほとんどのお店が閉まります。
みんな、家族と時間を過ごすのです。
そしてその日のディナーに有名な七面鳥の丸焼きが登場します。

となりの研究室の友人がThanksgiving dinnerに招待してくれました。
で、でかいです。。。


Thanksgivingのその由来から、この日のディナーにはこの土地で取れたものを使います。
七面鳥、かぼちゃ、マサチューセッツではクランベリーが基本なのだそうです。
七面鳥、結構おいしいです。機会があれば是非試してみてください。
定番(らしい)パンプキンパイもいけてます。

この日はさすがに研究室には行きませんでした。
翌日の金曜日に学校に行ってみたら、半分くらい人がいませんでした。
まとめて休暇を取っているひとが多く、アメリカ人にとって大切な日ということがわかりました。
用事があって行った郵便局も閉まってました(涙)。

2009年11月16日月曜日

ワインが飲めたら。。。

Whole Foodsというオーガニック食材専門のスーパーがあります。
基本的にオーガニックの食材を扱うスーパーで、
ボストンではよく見かけます。

お惣菜、スープ、サラダバーが充実していて
お持ち帰りですぐご飯ということもできてとても便利です。

今日は、前から気になっていた味つきのオリーブについて紹介します。
料理の付け合せにたまに出てくるのですが、結構おいしいなあと思っていたのです。
大きいパックで売っているけど味がわからないのでちょっと怖くて買ったことはなかったのですが、
大きいパックのものをバラで売ってくれることがわかりました。

とりあえず少しずつ買ってみて味見してみました。



これ、お皿においてある一塊ごとに味が違います。
レモンとつけたもの、オリーブオイルとチーズであえたもの、
ニンニクと唐辛子で味をつけたものまであります。
とてもおいしいです。。。
後日残りを食パンにはさんで食べてみましたが、これまた結構合います。

お酒は飲めないので、紅茶を飲みながらつついてみました。
ああ、ワインが飲めたらなあ。。。

ラーメン

中華三昧をゲットしました。



somervilleというcambridgeから北の方にいったところにある日本食、韓国食のスーパーマーケットで買いました。$1.69です。

やっぱり日本人の口に合うようにできているんですねえ。
普通においしいです。
「地球の歩き方」にのっている、ボストンのラーメン屋さんよりも
中華三昧の方がおいしいと言う人もいるくらいです。

NBA観戦

アメリカと言えばやっぱり4大スポーツ。
ボストンにはバスケットボール、アメリカンフットボール、メジャーリーグ、アイスホッケー、
すべてのチームがある街です。

やっぱり一番最初に行くのはこれでしょう、ということで最近シーズンが始まったバスケットボールの試合を見てきました。シーズン開始以来8勝1敗で絶好調のボストンセルティックス。
ホームの試合だけあってものすごい盛り上がりです。

今回は一番安い席にしてみました。
それでも1人55ドルします。
写真は少しズームしているので、実際はもっと遠いです。
それでも、建物自体がものすごいすり鉢状になっているので、
高いビルから見下ろしている感じです。
けっこうよく見えます。



残念ながらセルティックスは負けてしまいましたが、
会場は大盛り上がりで、とても楽しかったです。
アメリカにきたら、一度は見に行くべきです!

2009年11月13日金曜日

住所

街のすべての通りに名前がついていて、その通りには1番から順に番地が付いています。
奇数番地は通りの基点から見てすべて右側、偶数番地はすべて左側にあります。
住所は「なんとかStreetまたはAvenue、なんとか市、州の略号、郵便番号」
だけになります。(アパートの番号が付くこともあります)

例えばMITの場合は、マサチューセッツAvenueの77番地にあるので、
77 Massachusetts Avenue,Cambridge, MA 02139-4307
になります。

日本の何丁目何番地って、番号順になってないですよね。
住所しかわからなくても、地図を見れば結構簡単に目的地にたどり着けるようになっていて
とても便利です。

2009年11月9日月曜日

電話

英語で電話。
何とか回避しようとしました。聞き取れるわけがないだろうなあと思って。
最近ではインターネットのホームページからフォームやe-mailで問い合わせができたりと、便利にはなっています。それでも電話がかかってきてしまったり(こっちについてすぐ携帯を購入しました)、電話でしか連絡できなかったりする事態に陥ることがあります。

こちらからかけた時に、すぐに人間が電話に出てくれれば何とかなります。
言われたことがわからなければ、聞き返せばいいのだから。
困るのが、自動応答につながったときです。
日本でも会社のカスタマーセンターにかけるとよくありますよね。
「これこれをご希望の方は1番を、これこれを希望の方は2番を押してください。」と。
これを英語で、しかもたいてい早口で言われます。
もし聞き取れないと何番を押せばいいのかわからず、仕方なくもう一度かけなおすこともしばしばです。
最初の番号がわかったとしても、それですぐに人間につながることはまれです。
また次の質問がやってきます。
で、これが聞き取れないとまた電話を切って振り出しにもどる。。。
番号を入力するならまだいいほうです。
中には、音声認識みたいなのがあったりして、英語で答えろと言われます。
仕方ないので適当に言ってみますが、さっぱり通じません
"Sorry, I can't understand what you said" とかいわれてしまい、
そこから先に進めません。

英語で電話、というのはとても大変です。。。

2009年11月8日日曜日

よく海外旅行をされる方はお気づきと思いますが、こちらではミニバン、軽自動車をほとんど見かけません。特に、軽自動車は一度も見ていません。ホンダのフィットや、トヨタのSIENA(エスティマみたいな大型のミニバン)をたまに見かけるくらいです。そのかわり、皆さんセダンがお好きの様子です。

ちなみに今は学校、地下鉄の駅、バス停から近いところに住んでいるので車は必要ありません。特に地下鉄は$1.70、バスは$1.25ととても安く、便利です。アメリカと言えば「車がないと生きていけない」というイメージがあったのですが、ボストンとニューヨークは例外だそうです。

2009年11月5日木曜日

ポスドク事情

たまにはまじめな話を。

今回アメリカの大学に潜入してみて、いろいろわかってきました。

ポスドクには大きく分けて2種類が存在するようです。
ボスから給料をもらっている人と、ボス以外から給料をもらっている人です。

あくまでもうちの研究室での傾向ですが、ボスから給料をもらっている人(仮にポスドク甲型とする)は
比較的バリバリやっていて、化学のディスカッションが好き。
ボス以外から給料をもらっている人(ポスドク乙型)は比較的割り切っていて、
まあ、人生を楽しもうよ、という人が多い気がします。
人数の比率は、だいたい甲:乙=7:3くらいでしょうか。

ポジションを得るときのプロセスも両者で違っています。

ポスドク甲型は、採用前に教授とのインタビューがあります。
研究室メンバーの前で1時間くらいプレゼンをして質問を受けます。
その受け答えも含めて採用するかどうかを決めるようです。
ポスドク乙型は、採用前のインタビューはありません。
ボスの一存で直接会う事もなく採用が決まります。書類選考、という感じでしょうか。
ちなみに自分も乙型になるので、採用前のインタビューはありませんでした。

当然ですが、ポスドク乙型は採用される確率がぐっと高くなります。
何しろタダで労働力が手に入るのですから。当然ですよね。
ただし、場合によっては寄付金を要求してくるところもあるそうです。

2009年10月31日土曜日

WiFi(うぃーふぃー)→(わいふぁいに訂正)

街のカフェ、学校などではFree WiFiが当たり前です。
(インターネットの無料無線LANのことです)
日本でもホテルとかにPCを持ち込めば有線で接続可能というサービスは多いですが、スタバとか他のカフェなんかではどこでも無料で接続できます。

学校で使う自分のPCは日本で買って持ってきました。DELLで買ったので仕様をいろいろカスタマイズできて、その中に「無線LANカードを装備する」というのがあったのですが、日本で一度も使ったことが無かったので「なし」にしてしまっていました。でも、どうやらこっちでは標準装備が当たり前みたいです。あわててUSBタイプの無線LANカードを買いました。
ということで、今後PC購入を考えている方、無線LANは絶対につけておきましょう。
こんなに便利なものとは知りませんでした。

最近のニュースで日本のスタバでは全店でLAN接続できるようになったそうですね。
2年後には日本でも当たり前になっているのではないかなと思います。

研究室にテキサスからやってきた学生君がいて、
彼にWiFiってどう読むのか聞いてみました。
そしたら、「わいふぁいかなあ。うぃーふぃーって呼ぶ人もいるけど、正式にはわいふぁいだねえ」
とのことでした。ということで訂正、わいふぁい、です。

慣れない英語で話そうとすると

慣れない英語を話すことになってしまって気づいたのですが、これって結構頭の訓練になります。

例えばこんな事態になったことがありました。

自分と妻と二人の連名で銀行口座を開き、その時にTemporaryのデビッドカードを一人1枚ずつ渡されていました。本物のカードは後日郵送しますと言われたので待っていたら、1週間くらいして自分の分だけ送られてきました。ふつう日本だったら同時に送られてくる可能性が高いですよね。それなのに自分のだけ届きました。もし途中で盗難にあっていたらと不安に思って、妻の分はどうなっているのか問い合わせることにしました。

そのとき、それを銀行のおじさんに伝えようとするととても難しいことに気づきました。難しいので、できるだけ状況を簡潔に(簡単な英語を駆使して)伝えようと努力するわけです。

・最近妻と連名の口座を開いたこと。
・それぞれ1枚ずつtemporaryのデビットカードを持っていること。
・昨日、自分にだけ本物のカードが送られてきたが、妻の分はなかったということ。
・妻の分が盗難にあっていないか、ちゃんと注文されているのかを確認したいということ。

これらを順番に、伝えてみました。
結局、苦心して考えた質問はちゃんと伝わりました。コンピューターで検索したところ発注は受けているがまだ発送されていないのでもうしばらく待つように、ということが分かって一安心となりました。

苦手な言語で何かを伝えようとするとき、今の例のようになんとか伝わるように一生懸命考えることになります。伝わらないととても困るので必死です。そして、簡単な英語で状況を説明する方法を考えることになります。で、これって、結構しゃべり方とか文章の書き方のトレーニングになるのではないかなあと思うわけです。これが英語だから、なのかどうかはよくわかりません。

普段は何気なく日本語でしゃべっていることを、一生懸命考えるというのがとても新鮮だと感じたという話でした。

ちなみに、何か確認したいときにI want to make sure ...というフレーズを愛用しています。とても便利です。

電話番号

携帯の数字ボタンのところにアルファベットが付いてますよね。数字の2のボタンにはABC、3のボタンにはDEF。
これが何の役に立つかなんて考えたこともなかったのですが、こっちにきてようやくわかりました。
これ、電話番号を覚えやすくするために便利なんです。

例えばU-HAULというトラックのレンタル会社の電話番号は

1-800-GO-UHAUL

となっています。
これがどういう意味かというと、アルファベットを数字に変換します。

ABC 2
DEF 3
GHI 4
JKL 5
MNO 6
PQRS 7
TUV 8
WXYZ 9

Uだったら8を2回押す、というのではなくて単に8を1回押します。
ということですべて変換すると電話番号は1-800-46-84285ということがわかります。
数字を覚えなくても簡単に電話がかけられます。
よく考えてみると、日本の変な語呂合わせよりも明快で、とても便利だなーと思いました。

保護眼鏡の形

安全については比較的配慮されているという話は前に書きましたが、保護眼鏡をちゃんと着用しなさい、というのが一番うるさく言われています。元MITにいてノーベル化学賞を受賞したシャープレス教授は、実際に割れたガラス片で片目を失明しているそうです。おそらくそういう事故があって以来厳しく言われるようになったのだと思います。

さて、今回少しだけ実験器具を持って行きましたが、その中に愛用の保護眼鏡があります。今日その保護眼鏡が行方不明になってしまいました。で、仕方ないから共用のものを初めて使用したのですが、なんだかサイズが合いません。幅はあっているのに、鼻の下のほうへずり落ちてきます。で、はたと気がつきました。そうか。こっちの保護眼鏡は、鼻が高い人用に作ってあるのか。そう考えると合点がいきます。

ということは、企業の査察で海外からやってきて、工場で保護眼鏡をすると、サイズがいまいちあっていない可能性があるということなのでしょうか。そういえば安全靴は30cmオーバーのものを用意しておいたほうがいいと言う話も聞いたことがあります。

ちなみに今日はハロウィンです。街中を変な格好をした大人がうろうろしています。

2009年10月27日火曜日

ラーメン

近所のスーパーで、こんなものを見つけました。



89セントです。とりあえず食べてみましたが・・・

なんか麺の味が違います。
もともとインスタントラーメンなのですが、
それがさらにインスタントっぽくなったかんじというか。油のニオイもきつい感じ。
スープの味は日本のと変わらないようです。

ということで、サッポロ一番はあきらめて他のラーメンにも挑戦してみました。
これです。



まるちゃん。なぜか25セントと激安。日本のとおなじくらいの普通の大きさです。オリエンタルフレーバーってなんだろうかと思いつつ食べてみましたが・・・

けっこういけます。普通のインスタントラーメンというかんじ。
オリエンタルフレーバーというのは、ショウガの味がするしょうゆ味みたいな感じで普通です。

そういえば、こっちで中華三昧も手に入るそうです。
「地球の歩き方」にのっているボストンのラーメン屋さんよりもおいしいらしいので、入手したら試してみます。

2009年10月25日日曜日

ガロン瓶

普段使っているガロン瓶は4L入りです。
こんなものまで大きいとは。。。

ちなみにすべてのメーカーではないのですが、
アセトンやヘキサンはポリの容器です。
とても安全です。

送別会

きょうはおなじ実験室で仕事をしているイタリア人のvisiting studentの送別会がありました。そもそも「あれ?」っとおもったのが、去ってゆく彼が送別会を企画するのです。ほかのひとに聞いてみると、送別会は去る人がこれまでの感謝の気持ちをこめて皆さんを招待するというスタンスなのだそうです。彼の親戚のおねえちゃんがすんでいるちょっと広い家(15畳くらい)のリビングでの立食のパーティーでした。
ホストが食事を、ゲストがお酒とか差し入れを持ちよります。

20:30からだったのに人が集まり始めたのは21:30ごろから。
20人くらいがあつまってきたとおもったら、テーブルをどけて(主にイタリア人の方たちが)踊り始めてしまいました。24:00になっても全く終わる気配がなかったのでぼくは先に失礼してしまいましたが、あのあとまだまだ続きそうでした。案内のメールには

Time: 8:30 pm until the neighbors complain.

と書いてありました。
そうか、大音量でCDをかけていたのは確信犯だったのか。

何しろ皆さんのテンションの高さについていくのが大変でした。
同席していた同じ研究室の日本人(在米1.5年)も「今日はみんなテンションが高いから普段以上に大変」と言ってました。日本人にとってはこっちの方が仕事よりもハードルが高いのかもしれません。

2009年10月23日金曜日

オバマ大統領がMITに

きょう、オバマ大統領がMITにやってきました。
なんでもアメリカがクリーンなエネルギー開発で世界をリードして欲しい、
ということでMITを訪問したみたいです。

オバマ大統領が遠くからでも見れるかもしれないと思い、
カメラを持って講堂のそばに行ってみたら予想通りすごい人だかり。
しかも柵が設置されていて、講堂から100m離れたところまでしか近づけませんでした。

しばらくするとパトカーに先導されたでっかいリムジンが講堂に近づいたところまでは見えたのですが、結局オバマ大統領どころかSPの姿すら見ることはできませんでした。

ちなみに講演内容はMITのHPで見れます。

2009年10月20日火曜日

流れる音

きょうはちょっと汚い話を。
食事中の方はごめんなさい。

初めてボストンにやってきて驚いたのが、トイレを流すときの音の大きさです。
ぐぅぉぉぉぉぉぉーとすごい音を立てて流れます。
最初に泊まったホテルがたまたまそうだったのかと思っていたら、
どうやら他もうるさいことがわかってきました。
すごいパワーなので性能としては問題ないのですが最初は驚きます。

ついでというわけではありませんが、そういえばアメリカに来て以来一度も
ウォシュレットにお目にかかっていません。
アマゾン.comでは売っています。
ぜんぜん普及していないということは、もしかしたらあの便利さを皆さん知らないのかもしれません。
がんばれTOTO!

2009年10月18日日曜日

寒いと思ったら・・・

今日は初雪が降りました。

ちょっとわかりにくいのですが、動画をアップしてみました。
うちの窓からの景色です。

2009年10月17日土曜日

ビールとタバコ

普段はビールを飲みませんが、今日はビールを大量に飲む人たちと一緒に飲んだので情報をゲット。
どうやら、缶ビールが1ドル30セントくらいらしい。キリンの一番絞りも買えるらしく、それも1ドルちょっとらしい。日本の酒税が高いということでしょうかねえ。

逆にタバコはとても高いです。一箱で6ドルくらいします。信じられません。

2009年10月16日金曜日

I am available.

英語で生活を始めて(外でだけですが)、「この単語って便利だなあ」と思うことがあります。
そのひとつが「available]です。

学校で習った感じでは、「利用可能」とか「入手可能」みたいなイメージですが、
どうやら「都合がつきます」みたいに人間に対しても使われるようです。

最初に教授にメールを送ってある日の正午に面会を求めたときに、
「 I am not available at noon.」とのこと。
そうか。「available」っていうのは人にも使っていいものなのか。
ということで、都合がいいかどうか、と聞かれたときに結構利用しています。

テレビ会議の最後に次回の会議日程を調整したりしますが、そのときに「I am not available on next friday.」とか言ってみたりするとちょっと英語慣れしている雰囲気が出るような気がします。

ということで、便利な単語の話でした。

2009年10月15日木曜日

IKEA

イケア、といっても通じません。
かれらはアイケアと言うそうです。

MITに到着した時期にちょうどMITを去るポスドクにもらいました。
ダイニングテーブルとランプ、くつろぐ椅子をタダでゲットしたのですが、その家具がすべてアイケアでした。

家具を持ち上げてみると安い理由が良くわかります。何しろ軽い。中が空洞なんじゃないかと思うくらい、軽い。
でも見た目は悪くないし、一時的に使うのであればぜんぜんOKなのですが。

そんなかんじで家具を手に入れ、うちに足りない家具は本棚だけになりました。
実は4日にオンラインでイケアに注文したのですが、まだ届きません。
運送会社からTELがかかってきたのですが、あまりに早口すぎてわけがわからず困ってしまいました。
なんとかメールでの連絡に持ち込むよう努力していますが、いったいいつになったら届くことやら。。。

2009年10月13日火曜日

アメリカンな感じ

のどが渇いたので、飲み物を買ってみた。
いろんな色の飲み物があります。
またおいおい紹介しますが、その中でも気になっていたのがこれ。



。。。
すごい色です。
実はよく見たらGatorade。
日本でもおなじみのやつです。
日本のはスポーツドリンクらしく白濁色だったのに、
こっちではなぜかこんな色になってしまって。。。

気になるお味はブルーハワイみたいな味(そのまま、ですが)。
とっても人工的な感じで、残念ながらまた買おう、と言うような代物ではありませんでした。
日本で発売されていないのもうなずけます。

2009年10月11日日曜日

2個で3ドル

こちらのスーパーでは、みなさん大量にお買い物をされます。

値札に

2/$3

と書いてあったりします。最初はどういうことか分からなかったのですが、
どうやら、2個で3ドル、という意味のようです。
もちろん1個でも売っていますが、1.8ドルだったり、2.0ドルだったり
まとめて買うほうが明らかにお得に感じます。

それから、

Buy 1 Get 1 Free

というのもあります。
1つ買えば、もうひとつタダで付いてくる。
う~ん。実質50%OFFなんだけど、そんなにたくさんいらないときはどうしたらいいのだろうか。

ともかく、そういうわけで皆さん大量にお買い上げなのだと思われます。
食べる量もすごいので、当たり前なのかもしれません。

2009年10月10日土曜日

How's your chemistry going?

ようやくテーマも決まり、原料の合成を始めました。

実は、結構苦戦しています。
人のせいにするようで心苦しいのですが、
原料や試薬の純度、実験ノートのいい加減さから、
再現するのに苦戦しています。
ただでさえまだアウェーなので、まあ、あせらずに着実にやっていこうと思っています。

で、そろそろラボの人たちにも顔を覚えてもらえたみたいで、
実験室をうろうろしていると、気軽に話しかけてきてくれます。
で、よく言われるのが、

How's your chemistry going?(ぼくの聞き取りが正しければ)

なんか、挨拶みたいな感じで皆さん使われています。
工場でいうところの「ご安全に!」みたいなもんですかね。

2009年10月7日水曜日

信号

Bostonの人だけなのか、アメリカの人だけなのか、日本以外みんなそうなのかわかりませんが、
すくなくとも身の回りの人たち(歩行者)は信号を守りません。車は守っているので、なんとか信号の意味はありますが、歩行者は赤信号(赤ではない。これについてはまた後日報告します)でも当然のようにわたり始め、青信号の車が待たなければならないということも結構あるそうです。お世話になった不動産やさんのおじさんが言うには、そんなときにクラクションを鳴らそうものなら中指を立てられてののしられてしまうそうです。

ともかく、歩行者にとって信号は「自己責任」ということなんでしょうかね。

2009年10月5日月曜日

やっぱり。。。

今日、ようやく仕事が決まりました。
で、前任者がちょっと席をはずしていたので、ひとまず実験台の掃除から始めました。
最初にチラッと見ていたので予想はしていたものの、とっても汚くてびっくり。注射器の針とか、割れたパスツールピペットが散乱していて、挙句の果てにはマニホールドの中からポンプまでが、茶色い何かでべっとりと汚染されていて、よくいままでこれで実験やってたなという感じでした。

もちろん、実験台のきれい汚いは個人差が大きいです。
でも、比較的皆さん汚いです。
安全教育のシステムはきちんとしているのに、もったいないなーと思った次第です。

2009年10月3日土曜日

意外と安全です。

今日、ようやく新人安全教育を終了し、教授の許可をもらえたので実験ができるようになりました。
安全管理は意外としっかりしていて、きちんとした組織(教授6人、学生6人、事務局6人くらい)、教育テキスト、Webベースの講義、最終的なQ&Aで教授の許可をもらうシステムなど、決まった手続きを踏まないと実験ができません。特に保護眼鏡についてはすごく厳しいみたいです。

廃棄物は廃ガロン瓶に自分でラベルをつけて、満タンになったら3日以内に廃液倉庫に持ち込むと業者が廃棄してくれるみたいです。そして、マサチューセッツ州の法律で、廃棄物が規則どおりきちんと管理されているか1週間に1回は安全推進委員による自主パトロールが義務付けられているそうです。

会社って、どうせ(工場に比べたら)量も少ないし、燃やしちゃうからちょっとくらい変なものが入っていても大丈夫でしょ 的なところがあるような気がします。
なかなかやるな、大学。

すごいなぁ~と思っていたら、なぜか白衣に関しては全くルーズで、実験台のところにおいてあるものの、実際に着ている人は1割くらいです。。。

まあ、それにしても大学は安全管理がいい加減で、
企業ではすごく厳しい、という考えは捨てた方がいいのかもしれません。



最近緑茶を魔法瓶に入れて学校に持っていっています。
せっかく緑茶を買ってみたのに、なんかできそこないの紅茶みたいで、全く緑茶ではありません。ティーバッグ20袋で3ドル。緑茶ではなく、こういう飲み物と思えば、特に問題はないので普通に飲んでいます。

2009年10月2日金曜日

セミナーでダンキンドーナッツ

毎週金曜日の10~11時に、MIT化学科のポスドクで名乗りをあげた人がセミナーをすることになっているようです。とりあえず参加してみました。

内容よりも驚いたのが、会場に入ると、ダンキンドーナッツとコーヒーをタダで配っているのです。聞いてみると、どうやら教授のポケットマネーらしい。まわりもちで幹事役の人がいて、手配しているそうです。いやー太っ腹ですねえ。で、みんな甘ったるい油ギトギトのダンキンドーナッツをほおばりながら、発表を聞きます。僕はこの調子で食べていたらいかん、と思ってコーヒーをブラックですすりつつ話を聞いてました。

ドカ弁と呼ばれていたころが懐かしい・・・

2009年10月1日木曜日

Guy

どうやら、こっちでは化合物のことをGuyと呼ぶらしい。
セミナーでみんな黒板を指さしながら「Guy」「This guy」と言ってたので、終わってから聞いてみた。
そしたら、「フォーマルではないところではみんなGuyっていうよ」だって。
そうか。化合物はオスだったのか。。。

ちなみにそうでないときは「This compoud」とか言うそうです。
いやいや、それが普通です。。。

2009年9月30日水曜日

今日は遅くなります

今日は午後7時からセミナーです。
今回はただ聴いているだけですが、
3か月に1回くらいは当番が回ってくるそうです。
とりあえずどんなもんか様子を見てみようと思います。

ふつうは9時くらいに終わるらしいが、
長い時は2時にもなったらしい。。。
とイタリア人の学生が天を仰ぎながら大げさに言います。
ということで売店でサンドイッチを買っておなかを膨らませておきました。

ようやく明日MITのIDカードが出ます。
始動は明日からかな。

2009年9月29日火曜日

困ります。。。

新しい土地に引っ越すときに、やっぱり便利なのがインターネット。
でもそれが使えないと、とてもストレスがたまるということが身に染みてわかりました。。。

新居でのインターネット接続はcomcastというアメリカのケーブルインターネットを利用することになっているそうです。で、早速TELで手続きをしたら(TELではいつも苦戦する)、3日後にモデムを持ったcomcastの兄ちゃんがやってきて、接続の途中までをやってくれました。
残されていたのはPCの設定だけだったのですが、、、

インストールCDを使ってインストールしたところ、ほとんど終了ところでPCがフリーズ。
いやな予感がしつつも再起動してみたら、全くつながりません。
エラーメッセージには「ComcastにTELしてください」と書いてあったが、
今の英語力で、よくわからないPCのことを説明する自信はありません。

その日はそれで断念して、翌日学校でPCメーカーのホームページをみて対応方法をチェック。
どうやらインターネットエクスプローラーをリセットとかしてみたら良いらしいという情報をゲット。
急いで家に帰って再度トライ。
30分ほどいじってみて、あれこれやってみた挙句、
モデムの電源を入れなおしてみたらつながりました。
難しい設定の問題でなくて、そこでしたか。。。

でも助かったから、まあいいか。

2009年9月27日日曜日

ついに

教授に面会してきました。

先週木曜日にアポイントをとろうとしたのですが、
先生の都合やこちらの都合(住居の契約)などで、
とうとう日曜日になってしまいました。

温厚な紳士、という感じでした。
すこし早口だったので聞き取るのが大変でしたが、
こちらが理解しているか気にしながら話してくださいました。

そのあと、仕事を早く始めるにはNMRと安全の講習を早く受けろとか、
いろいろアドバイスをくださいました。
その後ラボの見学(といってもほとんど素通り)をして15分ぐらいで
面会は終了しました。

明日から出社?します。
早く周りになじむところから始めたいと思います。

2009年9月26日土曜日

疲れのため遅れ気味です

最近は疲れのためすでに3回目にしてブログの更新が遅れてしまっています。。。

25日はアメリカ国内の転居届を出しに、とりあえずMITのInternational Scholars Officeに行きました。アメリカ入国の際(乗り継ぎがシカゴのオヘア国際空港だったのでそこで)入国手続きをしているのですが、その際、I-94というカードにアメリカ入国後の住居を記入しなければなりません。まだアメリカでの住所が決まっていなかったのでとりあえず滞在するホテルの名前にしていました。で、ようやく昨日住所が決まったので、アメリカ国内での転居、ということで届けを出すことにしました。ホームページで調べてみると、アメリカ国内で転居した場合、10日以内に届(Form AR-11)を国に出さなければならないようです。フォームに記入して、学校に聞いてみると、そのフォームは必要なくて、簡単な紙切れに新住所を記入するように言われました。どうやらそれだけで手続きを学校がやってくれるとのことでした。SEVISのシステムにMITで転居をオンラインで入力すると、その情報が自動的に国に流れて手続き完了となるようです。さらに、妻はJ2ビザをもっているので、転居届が必要と思っていたら、J1ビザホルダーがSEVISの情報をアップデートすると自動的にJ2ビザホルダー分も処理されるそうで、これで手続きが完了するとのことでした。ううむ。しらなかった。何事も、とりあえず学校に聞いてみるのが一番ですね。

そして、とても効率の良いシステムに驚いてしまいました。

で、そのオフィスで最後に言われたのが、「聞きに来れば、いくらでも説明します。聞きにこなかったり、

ほうっておいたりするのは助けられない」。どうやら、ちょっとでもわからなかったりしたらちゃんと確認したり、大事なことは自分でいろいろ調べて、聞きに行くということを心がけなければいけないみたいです。いままで会社で適当にやってきているので、気をつけないといけないなと思いました。

午後は新居のサイズを測ったり、入居前の傷などのコンディションを確認する作業をしました。入居の契約の際に言われたのですが、最後に退去する時は壁、クローゼットの扉などはすべてペンキで塗るそうです。白ペンキがべったり塗ってあるので、どこもきれいには見えます。確かに壁紙を張り替えたりするより安上がりで、いいのかもしれません。使うときもあまり気にせず使えるし、合理的です。

夕方からCambridge Galleriaというショッピングモールに行ってみました。ベッドのシーツなどを買うところはどこがいいか、お世話になった不動産屋さんに教えてもらいました。Shearsという量販店、Macy’sという百貨店、Best Buyという家電量販店が入っています。それ以外にH&M、Banana Republic、GAP、Foot Lockerなど大手販売店がたくさん入っているショッピングモールです。ベッドはレンタル家具で借りるので、シーツなどを購入。これもベッドを使い慣れないために難航しましたが、何とか購入。配送は時間がかかるので、タクシーを使って手で持って帰りました。タクシーの運ちゃん。ずーっと携帯で話をしながら運転です。そして、わざとらしく目的地を間違えて走行距離を稼がれました。あれは、絶対わざとだ!くそー。

2009年9月22日火曜日

ようやく

家を決めました。
1日半で合計8件くらい見て決めました。

学校からの距離ととるか(MIT周辺の物件、最寄り駅はCentral駅)、
間取りのよさをとるか(Charles駅周辺)。
悩みましたが、
①今回住むところは2年間の期間限定であること。
②central周辺のほうがお店がいろいろと多いこと。
から、徒歩10分で通えるMIT周辺の物件にしました。

さて、決めてしまえばあとは楽かと思っていたらそうでもありませんでした。
年間家賃の3.5倍よりも年収が多くないとダメとか、
賃貸物件の保険に入っていないとダメとか、
なんだかいろいろ条件があったりするようです。
会社の人事に聞かないとわからないのですが、あいにく日本は
シルバーウィークでお休み。連休明けに連絡することになりました。

今回は日本人の不動産屋さんにお願いして斡旋してもらったので、
契約の場で通訳してもらえました。
ある程度意味はわかるのですが、でも正確に100%理解できているかというと
そんなことはありません。
もしこれで通訳が無かったら。。。と思うとぞっとします。

家を決めてから、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の申請、
銀行口座の開設をしていたら午後が終わってしまい、今日の仕事は終了。
すこし時間があったのでビーコンヒルを散歩してみました。

夕飯はWhole Foods Marketのお惣菜バイキングみたいなものにしました。
最初はレストランにも行ってみたのですが、
メニューを見てもイメージがわきません。
できれば味の薄いもので、野菜多目の食事を希望していたので、
いろいろ選べるバイキングにしました。
1ポンド(約480g)あたり$7.99。まあ、こんなもんでしょうか。
味もまあまあ。全体的に塩が強い気がします。
東京SOBAナントカというものがあって、
茹でたソバを東南アジアの焼きそばみたいにしたものでした。
ううむ。おいしくない。
これを食べて「日本のSOBAはあまりおいしくない」とか思われたら残念です。
スープバーもあって、240g(おわん1杯くらい)で$2.99でした。
ん?こっちは味に何かが足りません。
なんか、ダシとか、塩味とかが全体的に足りていなくて
野菜をお湯で茹でただけみたいです。
そしてデザートにつけてみたヨーグルト。
残念ながら寒天で固めたようなもので
久々においしくないヨーグルトを食べたみたいでした。

アメリカでの食生活は前途多難のようです。。。

2009年9月20日日曜日

とうちゃく。

2009年9月20日10:45成田発のANAでシカゴのオヘア国際空港へ。
所要時間11時間30分で、時差は‐13時間(くらいだったとおもう)。

なので、日本時間では22時のはずが、シカゴに着いたら朝8時。
9月20日がもう一回はじまってしまいました。
完全に時差ボケしてます。

周りを見ていると、みんな完全にヨッパライ化してます。
ビール、ワイン、シャンパンをおかわり連発。
そのためかトイレが大渋滞。
とても迷惑です。。。

シカゴからボストンに乗り継ぎ。
10:25シカゴ発のUnited Airlinesでボストンのローガン国際空港へ。
所要時間は2時間半で時差は1時間。到着は13:30。
となりの席の60歳くらいのオバちゃんがおしゃべりで(自分で自分のことをそういっていた)、
今日の天気に始まって、どこから来て、どこに行くんだとか質問攻めにあいました。
ゆっくりしゃべってくれたので何とか意味はわかるものの、
どうやら英語で会話をするととても疲れるようだ、ということがわかりました。

空港からSilver Line、Red Lineと地下鉄を乗り継いでHoliday Inn Boston at Beacon Hillへ。
事前に購入しておいた携帯電話を受け取ってチェックインしました。
古いけど清潔にしてある、感じのいいホテルです。





時差ボケのためしばらく爆睡。。。





ようやく夜になったので、食べ物を求めて外へでました。
ホテルで教えてもらった近くのレストラン、Harvard Gardensへ。
外から様子を伺ってみたが、中は暗くて営業しているのかしていないのかもわからないし、
店の前にメニューの看板もない。
かといってこのままモジモジしていると食いっぱぐれそうなので、意を決して入ってみた。

どうやら普通のレストランらしい。
サンドイッチ、ピザやサラダが10ドル、パスタやグリルが20ドルくらい。
2人でサンドイッチとラビオリ、トマトサラダを注文。
若干塩味が濃いものの、結構おいしかったです。
毎日でなければいけそうです。

たぶん50ドルくらいにチップを足すくらいかなと思っていて、
請求書を見ると79ドルと書いてある。
あれ?と思って明細を見ると、食べた覚えの無いメニューが4品並んでいた。
ううむ。さっき隣の席でガッツリ食べてたカップルの請求書じゃないのか、これは。
ウェイトレスのおねーちゃんに「こんなん食べてないよ!」といいたいところをぐっとこらえて、
しかも英会話教室で習ったことを思い出しながら
「It seems like this check is not mine.」と婉曲表現を使ってみた。
アッサリ間違いを認めてくれたのですぐに解決しました。

ようやく9/20の夜がやってきました。
これで明日の朝まで寝ればリセットOKです。

今日は長かった(実際38時間だった)ので、いろんな出来事がありました。