2010年1月31日日曜日

送別会

もうすぐ研究室にいる日本人ポスドクが帰国します。
土曜日にその送別会があったので行ってきました。

そうそう。こっちの習慣なのか、アカデミックの世界での習慣なのか、
歓迎会というものは普通行われません。
その代わり、送別会は必ずやります。
しかも、主催者は去る人です。

これまでお世話になった人たちに対して感謝の気持ちを示してもてなす、
という考えとのことです。なるほどなあ。
でも、みんな引越しとかがあって忙しいときにやるので、
大変なのではないかと思います。

前にイタリアからきていた大学院生が去るときは、Bostonに住む彼の従兄弟の家で
パーティーでした。招かれる人もイタリア人が多く、料理も当然イタリア料理。
音楽をガンガンにかけまくって、踊りまくる、というスタイルでびっくりしました。
今回は日本人、中国人というためか、とても静かに飲んで食べてという送別会でした。
お国柄がでますね。

2010年1月24日日曜日

デビットカード

普段持ち歩くのは現金ではなくデビットカードです。
カードが使えないところもたまにあるのでポケットには10ドルくらいの小銭はいれていますが、
ほとんど必要ありません。

日本ではデビットカードってあるけど比較的マイナーですよね。
でもこっちでは断然デビットカードが便利です。
クレジットカードを作るのはアメリカでの信用が無いので比較的困難で、
日本のようにホイホイつくってはくれません。
でもデビットカードであれば銀行口座を開ければ即日で手に入ります。

大学の生協、食堂、スーパーマーケットはもちろん、なんと自動販売機でも使えます。
さらに驚いたのが、割り勘でも使えます。
たとえば5人でレストランに行って250ドルを割り勘したときに、
みんな50ドルの現金を持っていなかったとします。
でも(もちろん残高が50ドル以上ある)デビットカードがあれば大丈夫。
「このカードから50ドル支払いたい」といってカードを出せば割り勘可能です。
現金とカードの混合もOK。
3人が150ドル出して、あとの2人が50ドルずつ各自のデビットカードで払う。
びっくりです。

2010年1月17日日曜日

マクドナルド in USA

マクドナルドに行ってみました。
うちのそばにあるのですが、
なぜかいつも閑散としていて活気がない店です。

こういう店に行くといつもそのシステムがわからないので困ります。
どうやらハンバーガーとドリンクとポテトのセットが「meal」
ハンバーガーのみのいわゆる単品を「sandwich」というようです。

いまは日本でも食べられますが、やっぱり本場のクオーターパウンダーを食べよう、ということで注文してみました。

が・・・



左がクオーターパウンダー、右が確かSoutheastern chicken。



クオーターパウンダーの中です。

なんかとても貧弱な感じです。
日本のハンバーガーって結構レタスとか入ってますよね。
そんな感じが全く無く、肉!とパン!という感じです。
そして、とても小さいです。。。

ちなみに「meal」で$5.5、「sandwich」で$3.0くらいです。
ファーストフードに対して文句を言うこと自体どうかとは思うのですが、それにしても高い!この貧弱さで、ひどいです。。。

おそらく二度と行くことはないでしょう。

2010年1月15日金曜日

意味はわかるのに再現できない

こちらに来てはや4ヶ月。
相手の言っていることはだいぶわかるようになってきました。
細かいことまですべて理解しているかというと怪しいですが、
何が言いたいのかとか、用件が何なのかは十分わかります。

でも、どうしてもできないことがあります。
それは相手がたった今言った言葉をそのとおりに再現することです。
不思議な気もしますが、なぜか断片的にしかできないのです。

この状態は人間の赤ちゃんの状態と同じですね。
言われていることはわかっているのに、
自分ではうまくしゃべれない。

そうか、今自分はまだ赤ちゃんだったのか。
このままでは不自由なので、
全速力で少なくとも小学生くらいにはならなければ。

2010年1月12日火曜日

Technical termの発音とアクセント

英語で有機化学のtechnical termを発音すると、
日本語の発音とアクセントが異なることが多いです。

たとえば、いま、私はチオールの化学をやっています。
炭素原子に硫黄原子と水素原子のついているやつですね。
R-SH。
これを日本の教科書には「チオール」と書いてあります。
でも、英語で表記するとThiolとなり、発音はカタカナで書くとサイオール。
アクセントはサに付きます。
英語を話す人に「チオール」と言っても全く通じません。

いままで考えたこともありませんでしたが、
もともと教科書の表記を英語風に「サイオール」にしておけば
問題にはならなかったのではないでしょうか。

日本国内だけで通じる表記にする意味はあるのだろうか。
それならいっそすべて英語に近いカタカナ英語にしてしまったほうが
まだいいのではないだろうか、と思うわけです。

チオール      → サイオール
メトキシ      → メソキシ
ハロゲン      → ハロジェン
ニトロジェン(窒素)→ ナイトロジェン
シアノ       → サイアノ
ニトロ       → ナイトロ

みたいな感じで。

仕方ないので、これまでの発音とアクセントをリセットすべく
少しずつ覚えているところです。

2010年1月10日日曜日

月刊「化学」

去年から定期購読しています。
化学関連のニュースについての解説があったりして、
結構楽しめます。
最近、これがインターネットで無料で読めるということを教えてもらいました。
ここです。
ぱらぱら読むのには紙の雑誌の方がべんりなのですが、
必要な記事を読むだけならWebでも十分ですね。

その中でも私が好きな記事は、ファイザーの研究員の鎌田さんという方が
先月号まで6回にわたって連載されていた読み物です。

12月号の「アメリカ人とイギリス人」にかかれているアメリカ人の特徴は
実際にアメリカ人に接してみてとてもよくわかりました。
もちろん全員そうというわけではないですが、
確かにそういう傾向があるなあと納得してしまいました。

なんか、押しが強いんですよね。彼らのしゃべりは。
こっちが下手にでていると、すべてこっちの責任にされてしまいそうになります。
なので、最近では何か言われたら、(意味がないとわかっていても)
必ず何かを言い返すようにしています。
とても疲れます。

まあ、これも慣れるしかないですね。

2010年1月8日金曜日

冬の風景

最近は週に1度くらい雪がまとまって降ります。
でも、10cmくらいしか積もりません。
そして、歩道と車道はすぐに除雪作業されるので、移動で困ることはありません。
基本的に家主さんには雪が積もったら除雪する義務があるそうです。
みんな、そういうところはちゃんと守るみたいです。

2010年1月6日水曜日

あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
今年もなんとか更新を続けていこうと思いますので
よろしくお願いいたします。

こちらの年明けは予想通り普通にはじまります。
2日から仕事が普通のようです。
ただ、今年は1月2日が土曜だったので、3日まで休みで
4日から仕事、というパターンが多かったようです。

みんな実家とかに帰ったりするみたいです。
ヨーロッパに帰っていた人たちはみんな時差ボケで大変みたいです。
日本にいたときに混んだ電車や飛行機に乗って実家に帰るのが
結構大変だなーと思っていたのですがその比ではないですね。
やっぱり、日本は狭いけど、こじんまりとしていると言う意味ではとても便利です。

Skate at your own risk

昨年末に凍っている川(というより河)を紹介しました。
で、川が凍るということは当然池も凍ります。
散歩で立ち寄ったボストン市内にある公園の池も凍っていました。
その公園の、普段はボート乗り場になっていたところに立っていた看板がこれです。



決して「スケート禁止」とは言っていません。
でも、こう書かれるほうが「禁止」と言われるよりも効果があるような気がします。