2010年8月31日火曜日

自動車の運転

昨日から2週間だけ、同じマサチューセッツ州にある関連会社の研究室に
お世話になることになりました。
やっぱりアメリカの大学を見たら、ついでにアメリカの会社も見ておかねば、ということで。

で、その会社はBostonの西に高速道路で約1時間程度のところにあります。
公共交通機関はなし。なので、車で行くしかありません。
実は先日マサチューセッツ州の運転免許を取ったばかりで、運転経験はあまりありません。
それでも今日で2日運転して、だいぶ慣れてきました。

Bostonのひとびとの運転はとても乱暴です。
ウィンカーを出さないのも多く、
渋滞しているところなんかでは強引に割り込んできたりします。
さらに、多くの車がバンパーに傷がついていたりしてすごい迫力で迫ってきます(多分気のせい)。今日は、窓ガラスが割れているらしく、なんとサランラップみたいなものを窓枠に貼りつけて高速道路を爆走している車を見かけました。

今回はマツダの日本で言うアクセラに乗っています。
Zipcarで借りると一日当たりでは一番安いので。

オートマチックだけど、マニュアル感覚でギアチェンジができる車に初めて乗りました。
率直な感想は、めんどくさくて中途半端な感じです。
個人的にはマニュアルならマニュアルでいいし、
オートマチックなら全く世話のいらないものにしてほしいです。
(後日よく見てみたら、普通のオートマチックとマニュアルオートマチックの切り替えが可能でした。うっかりうっかり。)

ともかく、明日も安全運転で通勤しようと思います。

2010年8月29日日曜日

学会

アメリカ化学会でポスター発表をしてきました。
去年の10月にこちらにきてから6月ぐらいまでやっていた仕事です。

折角こっちにいるのだから、
学会とかいろいろ経験しておいた方がいいかなあとおもって、
とりあえず最初はポスター。
いきなりしゃべりはちょっと、、、とおもって、
無難にポスターです。

そもそも学会発表って、実はやったことがなくて、
(会社内ではやったことはある)
どんなもんか様子見、みたいな感じでもありました。

で、ポスター自体は特にどうということもなく終了。
大体質問されそうなことも分かっているし、
その準備さえしておけば特に問題ありません。
ある程度限られた範囲の化学の話をするだけなら英語的にも問題はないし。

ただ、ものすごい大勢の人がくるので、
知り合いを作る、というのは無理かもしれません。

やっぱり日本人の人が結構話しかけてきます。
日本の会社からとか、助教の先生とか。
それ以外にも、アメリカの大学院生もいます。
アメリカの大学でPh.Dを取ろうなんて、自分が大学生のころには考えたこともなかった。
皆さんの志の高さに感心してしまいます。

5日間くらい学会がやっていましたが、
口頭発表はほとんど聞きにいきませんでした。
ただ、プロセス化学の話が午前中だけやっている日がありました
会社にいながら論文とかもバンバン出している有名な人の講演があるとのこと。
論文の名前でしか見たことない人の実物を確認がてらいってきました。

次回は、やっぱりがんばって口頭発表くらいは経験しておきたいなあと思う今日この頃。
そのためにはしゃべるためのネタを作るのが先だということに気がつきました。

2010年8月27日金曜日

好調不調の波

昨日は2週に1回のボスへの報告会だったのですが、
運悪く英語が不調な日でした。

英語を使い始めて気がついたのですが、
英語の調子のいい日と悪い日があります。
調子がいい日は、早口で言われてもなんとなくわかるのですが、
調子の悪い日は、サッパリわかりません。

どうやら体調が悪いとか、疲れているとか、そういう時は調子が悪くなりがちです。
おそらく、集中力がなくなってしまって聞き取れないのだと思います。

ということで、調子のいい日を増やすためにはやっぱり体調管理が大事なのではないかと
思う今日この頃です。

2010年8月25日水曜日

ACS meeting

アメリカ化学会でポスター発表をしてきました。

折角こっちにいるのだから、
学会とかいろいろ経験しておいた方がいいかなあとおもって、
とりあえず最初はポスター。
いきなりしゃべりはちょっと、、、とおもって、
無難にポスターです。

そもそも学会発表って、実はやったことがなくて、
(会社内ではやったことはある)
どんなもんか様子見、みたいな感じでもありました。

で、ポスター自体は特にどうということもなく終了。
大体質問されそうなことも分かっているし、
その準備さえしておけば特に問題ありません。
ある程度限られた範囲の化学の話をするだけなら英語的にも問題はないし。

ただ、ものすごい大勢の人がくるので、
知り合いを作る、というのは無理かもしれません。

やっぱり日本人の人が結構話しかけてきます。
日本の会社からとか、助教の先生とか。
それ以外にも、アメリカの大学院生もいます。
アメリカの大学でPh.Dを取ろうなんて、自分が大学生のころには考えたこともなかった。
皆さんの志の高さに感心してしまいます。

5日間くらい学会がやっていましたが、
口頭発表はほとんど聞きにいきませんでした。
ただ、プロセス化学の話が午前中だけやっている日がありました
会社にいながら論文とかもバンバン出している有名な人の講演があるとのこと。
論文の名前でしか見たことない人の実物を確認がてらいってきました。

次回は、やっぱりがんばって口頭発表くらいはしておきたいなあと思う今日この頃。
そのためにはしゃべるためのネタを作るのが先だということに気がつきました。

昼ごはん

普段の昼ごはんは弁当を作ってもらっているので自分の机で食べていますが、
たまたま弁当がない日がありました。
で、たまたま普段は一緒にはご飯を食べにいかない大学院生と一緒に食べる機会がありました。

Student Centerといって、カフェテリアみたいなところがあって、
研究室の人と歩いていきます。
カフェテリアみたいなところで好きなものを買って5人くらいでまとまって食べます。

自分はハンバーガー。
選択肢はいろいろあるものの、
とりあえず無難、ということで結構お世話になっています。
特においしくはありません。

そして、普段一緒に食べにいかない彼が選んだのは、

スニッカーズアイスバー
ハンバーガー
チョコレート入り牛乳

さすがネイティブアメリカ人。
やることが違います。

そういえば、ちょっと前に彼に「お茶って必ず甘いものなのか」と聞いたら、
「トーゼンでしょ」と言われたことを思い出しました。
それから、彼はドクターペッパーが大好きとのこと。

いまさらながら、なかなか衝撃的なランチでした。

2010年8月20日金曜日

Tax Holiday2

最近オハイオからやってきたポスドク氏に
Tax Holidayについて話をしてみたら、
「なんだそれ?」と言われてしまった。
「そう言われてみればそういうものがあると聞いたことはあるが。。。」とのこと。

たしかに州ごとにあったりなかったりするとは聞いてましたが、、、
アメリカで一般的、というわけではなさそうです。

2010年8月18日水曜日

ミドルネーム

今日学校に行くときに見かけた、ある高層ビルの窓専門の清掃会社のトラックに
こんなことが書いてありました。

GSS corporation
"Safety" is our middle name

けっこううまいこと言うなあ。
座布団一枚進呈です。

2010年8月15日日曜日

Tax Holiday

昨日今日とマサチューセッツ州ではTax Holidayです。
消費税6.5%が課税されません。

ただしいろいろ決まりがあって、まず食事はだめ。
それから、$2500以下でないとだめ。
それから、モーターボートみたいなものも含まれないらしい。
(モーターボートを買う人はあまりいないと思うけど。。。)

ということで、洋服とか、靴とか、家電製品なんかが
ちょうど対象になっていいようです。
どれくらいの人の出なのか見ようと思って、
久々にショッピングセンターみたいなところに出かけてみました。

すると、思ったほど混雑はしていません。
あれ?

でも、やっぱりTax Holidayなんだなあと思ったのが、
Tiffanyがとても混雑していました。
ああいう宝飾品の店って、普段は人がまばらですよね。

税金にも休日を。
ぜんぜん迷惑ではないのですが、なんだか妙な発想です。

2010年8月13日金曜日

そうか。

いま日本はお盆で休みか。

ちなみに、お盆とは関係ないと思いますが、
こっちでもこの時期にバケーションを取る人が多いような気がします。

うっかり

ボスと電話で話をしていて、
「これこれやっといてね」と英語でいわれて、
つい日本語で「はい」と言ってしまった。

いままでこんなことなかったのに。。。
うっかりうっかり。

2010年8月12日木曜日

電話

またまた電話です。

たまに実験室にかかってくる電話。
できれば出たくありませんが、
出ないわけにもいかず、しぶしぶ出ます。

学校の内線と外線でコールの音が違うので、
ボスからか外部の業者さんとかからかは一発でわかります。
非常に困るのが、ボスからかかってきた電話です。
もともと早口で聞き取りにくいのが、さらに輪をかけて聞き取りづらくなります。
比較的英語が苦手なイタリア人ポスドク君は、
「ぼくはボスからの電話だったら出ないことにしている。あれ、理解するのは絶対無理」
と堂々とおっしゃっています。。。
たしかに。

さて、今日もやむなく電話に出たら、突然なんだか分からない言葉でまくしたてられました。
最初は英語が聞き取れていないだけかと思ったら、
英語ではありませんでした。
ドイツ人ポスドクにかかってきた電話でした。
いきなりドイツ語なんて、反則です。

HMPA

有機溶媒に溶けたHMPAを水洗で除去するときは
飽和LiCl水溶液であらうといいそうです。
LiがHMPAにキレートするそうです。

初めて知った。

2010年8月11日水曜日

紙のサイズ

前に書いたかどうか忘れたので
一応書いておこうと思います。

日本でよく使うA4サイズの紙。こっちでも手に入りますが、
主流はletterというサイズです。
WORDなんかで用紙の設定とかにあったletterというサイズ、アメリカ用だったんですねえ。
ちなみに、パンチの穴は3穴が主流です。
たしかに日本の2穴だと、紙のはしっこのほうが折れてしまったりするので、
この点は3穴のほうが優れている気がします。

今日知ったのですが、イギリス、ドイツではA4が主流だそうです。
また、カナダでもフランス語圏ではA4が主流という話を聞きました。
なので、letterはアメリカだけなのかも知れません。

文房具について、とても残念なのはキングファイルが見当たらないことです。
みかけるのはリング式のファイル。
キングファイルって後で紙を追加したり取りだしたりするのがとても便利にできていてますよね。
日本の文房具は、アメリカよりずーーーっと進んでいます。

2010年8月10日火曜日

野球

アメリカは野球の本場とおもっていたのですが、
うちの研究室ではそうでもありません。
アメリカ人が少ないからだとおもいますが、
みんなあまり興味がないようです。

1か月ほど前にボストンレッドソックスのチケットを取りました。
イチローのいるシアトルマリナーズがやってくるのでこれはチャンス!と思い
買ってみました。が、その時すこし心配があって、
ちょうど試合の日にボストンで学会があることが分かっていました。
今回はポスター発表をすることになっているので、
もしかしたら日程がかぶるかもしれないなあとは思っていましたが、
野球は夜だし、まさかポスターが夜になることはないだろう、と思っていました。

が、私のポスター発表は夜8時から10時ということが判明しました。
野球は19時から。どう考えても見れません。
ということで泣く泣くチケットを友人に譲りました。。。
なぜ夜8時からなのか。そんな時間に人、来るのかなあ。

今年のマリナーズとの試合はもうないので、
来年こそはチケット発売と同時に買ってしまって、
そして、何があっても試合を見に行こうと思います。

2010年8月4日水曜日

夏なのに何かが足りない。。。

もう8月。毎日30℃くらいの気温で、
意外と蒸し暑かったりします。
なのに何だか夏になった気がしない。

今日の夜、ふと気がついた。
あれ?セミがほとんど鳴いていない。
大阪では夜10時になってもジージーうるさかったセミの鳴き声が
全く聞こえません。

たまたま自分が気が付いていないだけかもしれないのですが、
少なくとも今年はまだ一度も鳴き声を聞いていません。
もうしばらく確認が必要です。

ちなみに英語ではcicadaとかlocustとかいうそうです。
聞いたことがない単語です。

2010年8月1日日曜日

バッファローチキン

アメリカにきておいしいなあと思ったもの。
それはバッファローチキンです。

レシピはインターネットで見つかります。
手羽先、手羽元を揚げたものに、タバスコベースのソースをからめて焼いてあります。
とても不思議な味がします。
酸っぱ辛いです。
そして、これにブルーチーズドレッシングが必ず付いてきます。
ブルーチーズ好きにはたまりません。
タバスコの辛さが少しだけマイルドになって、いくらでもいけそうです。
ちなみにセロリスティックも必ず付いてくるそうです。これがまた合うのです。

学校の化学科に在籍している日本人10人くらいで飲み会をしたことがあったのですが、
その時に出てきました。私はおいしいと思いましたが賛否両論で意見が割れました。
なので、万人に受けるわけではなさそうですが、
このジャンクフード感満点のアメリカ料理、試してみる価値はあると思います。

だから何なんだ!といわれそうですが、
このブログは個人的なメモなので。。。

シルクドソレイユ

今日、見に行ってきました。
アメリカの各地を移動していて、今の時期ちょうどボストンに来ています。

2年ほど前に日本にあるシルクドソレイユのシアターには行ってみたことがありましたが、
移動式は初めてです。

ちなみに、シルクドソレイユとはWikiにも説明がありますが、サーカスみたいなものです。
でも象とか、アシカとか、動物は出てきません。
人間が空中ブランコとかジャグリングとか大道芸みたいなのをやります。
サーカスと違うのは、それだけではなくてショー全体が物語みたいになっているところでしょうか。でも、ナレーションも何もありません。
出演者は変な言葉を話します。なので、何を言っているのかはよく分かりません。
それでも、ストーリーはなんとなくは分かります。
それから、昔のサーカスと違うのは音楽も凝っているところです。
ミュージカル+人間のサーカス、みたいな感じです。

ちなみにYouTubeなんかで検索すると出てくると思います。
興味のある方はそちらで動画をちょっと見ていただけると雰囲気が分かると思います。
素晴らしいショーです。個人的にはとても好きです。

前回東京でみたときはなかったのですが、
今回は公演中にミスが2回ありました。
1つ目は小さいミスで、あまり目立たなかったのですが、
2つ目は明らかなミスで、空中ブランコで、飛び移るときに失敗して落ちてしまいました。
(もちろん下にはトランポリンが敷いてあるので大丈夫にはなっています)
そのときの周りの反応がよかった。
みんな、拍手で"Good try!"みたいな雰囲気でした。
落胆、というよりも前向きな感じでとてもよろしい。

出演者はかなり無理をしていて、もしかしたら失敗するかもしれないようなことを
ショーでやっているんだと思います。
つい、絶対に失敗しないでできる範囲のことだけをやっていたら、
ショー全体が何か物足りないというものになっているのではないかなあ。
それくらいやらないと、やっぱり見に来ている人は満足しないのではないかなあと思います。
こういうところがシルクドソレイユのショーが高く評価されている理由の一つではないでしょうか。

残念ながら私のつたない表現力ではショーの素晴らしさは伝えられないと思います。
結構いいお値段ですが、くだらない飲み会を2回スキップするだけでみれます。
機会があればぜひ見に行ってみてください。