たまにはまじめな話を。
今回アメリカの大学に潜入してみて、いろいろわかってきました。
ポスドクには大きく分けて2種類が存在するようです。
ボスから給料をもらっている人と、ボス以外から給料をもらっている人です。
あくまでもうちの研究室での傾向ですが、ボスから給料をもらっている人(仮にポスドク甲型とする)は
比較的バリバリやっていて、化学のディスカッションが好き。
ボス以外から給料をもらっている人(ポスドク乙型)は比較的割り切っていて、
まあ、人生を楽しもうよ、という人が多い気がします。
人数の比率は、だいたい甲:乙=7:3くらいでしょうか。
ポジションを得るときのプロセスも両者で違っています。
ポスドク甲型は、採用前に教授とのインタビューがあります。
研究室メンバーの前で1時間くらいプレゼンをして質問を受けます。
その受け答えも含めて採用するかどうかを決めるようです。
ポスドク乙型は、採用前のインタビューはありません。
ボスの一存で直接会う事もなく採用が決まります。書類選考、という感じでしょうか。
ちなみに自分も乙型になるので、採用前のインタビューはありませんでした。
当然ですが、ポスドク乙型は採用される確率がぐっと高くなります。
何しろタダで労働力が手に入るのですから。当然ですよね。
ただし、場合によっては寄付金を要求してくるところもあるそうです。
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