2009年12月31日木曜日

大晦日は何をする日?

*ボストンではいまはまだ2009年の大晦日です。
 なので、これが激動の2009年の締めくくりです。

ドイツからきているポスドクに聞かれました。
日本ではNew Year’s Eveは何をするの?

ん~。
基本的には家族で過ごすかな。と答えたものの、
なんかあんまりいい答えが出てきませんでした。

あとで考えてみると、
大みそかは家でごろごろして、
家族で年越しソバを食べて、紅白歌合戦をみて、
ゆく年くる年を見ながら年を越し、
あけましておめでとうございましたの挨拶をしたら床につく。
外に出るとしたら、初詣とか、ご来光を拝みに富士山登山とか。
あ、それから大掃除をしますね。

一般的な日本人の大晦日はこんな感じでしょうか。

でも、彼らは違うようです。
「明日はNew Years Dayなんだから、パーティーでしょ」
インターネットで調べてみると、確かに街は夜中までいろいろイベントがあるようです。
レストランにバンドがやってきてそれを聞きながらお食事とか。
Bostonの中心部では花火が上がったりもしています。
なかなか急にはこちらの文化にはなじめません。
でも来年は何とかしてアメリカンな大晦日を迎えたいなと思っています。

2009年12月27日日曜日

Holiday season!

もう終わってしまいましたが、
先週は欧米人にとってとても大事なホリデーシーズンだったようです。

私は年末年始もボストンにいる予定だったので、
25日だけ休みをもらって(クリスマスはアメリカの祭日です!)、
それ以外は普通に学校に行きました。
24日の朝、学校に行くと、MIT化学科の建物がしーんとしています。
人がぜんぜんいません。
昼頃にようやくやってきたのはアジア系のポスドク、学生の合計3人だけでした。
いつもは予約で一杯のNMRも予約ナシで使いたい放題。
ちなみに日曜日も学校に来て仕事をされていると言ううわさの
うちの研究室のボスも、クリスマスは休暇を取って不在でした。

ちなみに、街中のスーパーもお店もみんな閉まります。
やっていたのはスターバックスとかカフェと、
中華料理屋さんくらいでした。あ、あと、セブンイレブンもやってました。
マクドナルドが閉まっていてびっくりしました。
クリスマスが重要な日ということが良くわかりました。

凍っています

ボストン市とケンブリッジ市の間を流れるチャールズ川
川幅はMITの近くで約500mにもなる大きな川です。

その川が、凍ってます。。。
うわさには聞いていましたが、こんなでっかい川が凍るのかと
やっぱり驚いてしまいました。
淀川が凍るみたいなイメージですね。



2009年12月20日日曜日

携帯電話事情

こちらに来るときに困ったのが携帯電話です。
しばらくホテル暮らしをしながら、不動産屋さんと連絡をとりつつ
家を決めることになると思われたので、携帯があるととても便利だなあ、と思っていました。

しかし、アメリカの大手の携帯電話会社では、Social Security Numberというものを持っていない人は契約できなかったり、高額のdepositを要求されたりします。
また、最低2年とか最低限の契約期間も指定されたりします。
そもそも今回の状況では住所が決まっていないので、携帯電話を契約するのは
おそらく不可能と思われました。

そこで、インターネットで見つけたのがHanacellという会社です。大手で月の基本料金が$50程度が多いのに対し、こちらは無料通話$10付きで基本料金$10です。最初は「ちょっと安すぎるしあやしいなあ」と思っていたのですが、
アメリカで最初に宿泊するホテルに届けてもらうことが可能で
すぐに使用できそうだったので思い切って申し込むことにしてみました。

結局特にトラブルも無く、むしろすぐに携帯が使えてとても便利でした。
通話エリアもAT&Tのアンテナを使用しているそうで、不自由はありません。
またサポートに日本人がいるので安心です。

ということで、こんなサービスもありますよ、という話でした。
決してHanacellの回し者ではありませんので。

2009年12月19日土曜日

(華氏-32)×5/9=摂氏

天気予報で出てくる気温は華氏です。

(華氏-32)×5/9=摂氏

なので、華氏32度が摂氏0度、ということを覚えておけば
だいたい何度か、くらいは直感的にわかります。
でも、わざわざ華氏にする必要はないと思うのですが。。。

ちなみに-40度では、摂氏も華氏も同じ温度になります。
1次方程式を解けば出てきますね。
アラスカでは-40度になることもあるそうで、
昔住んでいたことがあるという学生が「とっても寒いよ」と言っています。

実験室には何と、実験用の華氏表示のアルコール温度計があります。
誰か使うんだろうか。

それから、スーパーマーケットなどで使われる重さの単位も
いまだにポンド、オンスです。
1ポンドは約480gだから、大体500g、と覚えればなんとかなります。
肉1ポンドが$5より高ければ100g100円より高い、みたいな感じです。

スポーツで選手の身長を表す場合はフィートです。
1フィートが30.5cmで、12インチに相当します。だから1インチは2.54cm。
自分の身長は170cmなので、5.6フィートです。

「アメリカは合理的な国だ」という割には、
単位に関してはちっとも合理的ではありません。
重さはkg、長さはmでやってほしいものです。
あれ?でも摂氏はSI単位系ではないですね。
ケルビンKで表さなければならなくなってしまいます。
温度だけは摂氏で。。。というのは虫のいい話なのでしょうか。

2009年12月17日木曜日

Organized mess

organized : (形)整頓された

対義語は

messy : (形)散らかった、きたない

実験台がorganizedかmessyかは人によりますが(ほとんどの人はmessyですが・・・)
messyな人を弁護するとても便利な言葉があります。
それがorganized messです。

見た目は散らかっているが、その人にとってはとても使いやすく、
必要なものはすぐに出てくる、ような状態のことを指すようです。

2009年12月14日月曜日

最高気温が氷点下

最近、週に1回はあります。
まだ雪は積もっていませんが、東京より北に住んだことがない自分にとっては驚きです。

2009年12月8日火曜日

寒いです。

12月に入り、とても寒くなってきました。
土曜の夜から日曜の朝にかけて雪が降りました。

今回は幸い5cmくらいしか積もらなかったのでたいしたことはありませんでした。
また、州の法律で建物の所有者は隣接する歩道を除雪する義務があるので、
雪が降ってもそれほど困ることは無いそうです。
(住んでいるアパートの管理事務所がやってくれます。)

雪が降ること自体は驚きではないのですが、その後が驚きでした。
今日(火曜日)に家に帰っていると、道は乾いているのにまだ雪が残っているのです。
正確には氷、が残っています。
日陰なら仕方ないのですが、日が当たるところで、です。
日中はずっと室内にいるのでわからないのですが、
外は一日氷点下に近い気温のようです。

ちなみに最近の日の出は朝7時で、日の入りは4時過ぎです。
一日が短すぎます。

まだ12月だというのに。。。

2009年12月5日土曜日

椅子

2007年の暮れのことですが、椅子を購入しました。
そして、今回の引越しでボストンまで持ってきてしまいました。



家で本を読むときに不便を感じ、思い切って購入しました。
岡村製作所という会社のcontessaという椅子です。

10万円くらいしました。椅子ごときに高いなあ、と思われるかもしれませんが
毎日使うと思えばすぐに投資を回収できます。
基本的に長持ちですし。

アメリカのハーマンミラーのAeron chairなんか有名ですが、
海外メーカーなので、修理とかを考えるとやっぱり国産かな、
と思ってcontessaにしました。日本人だし。

ちなみにAeron chairは座面が前傾する機能があり、Contessaには頭を支えるヘッドレストがあって、普通に座るときに肩や首への負担が軽減される、とそれぞれ特徴があります。
一概には言えませんが前傾姿勢で物書きをする方はAeron chairを、座って本を読んだり物思いにふける肩はcontessaを選ぶのが良いようです。

この椅子、とてもすわり心地がいいです。
硬すぎず、やわらかすぎず。
メッシュのものを選んだので夏場の蒸れも心配ありません。
そして、この美しいフォルム。
写真ではわかりませんが、後ろ姿の曲線美がとてもイケてます。
色のバリエーションも豊富でおしゃれなお宅にも合います。
会社でも、仕事の効率が向上するのであれば購入を考えてくれてもいいのではないかなあと個人的に思っています。

ある本では、椅子、照明、机の順に投資するのが効率的と書いてありました。
確かにうちの机は安物ですが、椅子が良かったのでとても快適でした。

ちなみにMITの多くの椅子がAeron chairです。
教授室の椅子もNMRの椅子も。

ついつい座りたくなってしまうような椅子、お勧めです。

2009年12月3日木曜日

Boston Symphony Orchestra

Boston Symphony Orchestraの定期公演を聞きに行ってみました。
古いけれどとてもきれいなホールです。

写真のように後ろの方の席でよければ1人$50で、チケットはインターネットで買えます。
なので、旅行で来た時にちょっと聴いていく、という楽しみ方もありです。



今回の公演はDebussy,Stravinsky,Brahmsの3曲です。
今月のゲストはJoshua Bellというバイオリニストで、最後の曲で登場してソロを演奏していました。
バイオリンのソロを初めて見たのですが、とてもかっこいいです。

本来の指揮者が家族の病気の関係で別の人に交代していると聞いていました。
その指揮者、ぴょんぴょん飛び跳ねながら楽しそうに指揮をしています。。。
あとで調べてみると、とても有名な人だということがわかりました。
Yan Pascal Tortelierさんです。
英語のWIKIの方が詳しく書いてあります。

あまりクラシックに詳しくなくても結構楽しめました。