2011年5月27日金曜日

もう夏っぽい。

このブログの天気表示(左)に出ていますが、
気温は22℃です。
そしてものすごい日差し+湿気。
ちょっと前まで雨が続いて、寒かったのがすっかり夏です。

そして、去年もやっていた化学科のバレーボール大会も始りました。
最近運動不足気味だったので、
久々の軽い運動ごときでやや筋肉痛。とほほ。

旅行でボストンにくるなら、気候的には今が一番だと思います。
真夏はもっと暑くなってしまうので。

ところで、最近の日の出は朝5時。
日の入りが20時。
とても日が長いです。

2011年5月22日日曜日

COSTCO

いってきました。本場アメリカのCOSTCO。
やっぱり一度は行っておかねばと思っていたのですが、
会員にならなければいけないことと、車がないといけないので今まで保留になっていました。
が、隣の研究室の大学院生が会員で、会員証が1枚あれば数人は一緒に入れるみたいなので
それに便乗させてもらうことにしました。

うちからは車で20分くらいの距離でした。




正直それほど安くはない。

近所のスーパーと単価はほとんど変わりません。
でも大量に買えるので、一気に買い物がかたづいてしまうので便利なのだと思います。
たぶん。

こんなものも発見。
COSTCOのプライベートブランドらしく、伊藤園から買ったものを詰め替えて売っている、らしい。
ちゃんと伊藤園とかいてあります。


そのあとはCOSTCOのそばにあるアメリカンなステーキハウスで昼ごはん。



10オンス(280g)の肉と、サイドが2つついて15ドル。
これにパンとか、なぜかピーナッツが好きなだけついてきます。
サイドは”seasoned rice"と、上の写真にはありませんが、サラダにしました。
ヘルシーではまったくありません。
まあ、アメリカンなものを満喫する「ドメスティック サンデー」なのでよしとします。
そうそう。肉自体もそれほどかたくなく、結構おいしい。
ちょっと意外でした。


A-1ソース。酸っぱいウスターソースみたいな味です。
まあまあ、かな。

2011年5月21日土曜日

サマータイム

ボストンはもうサマータイムです(だいぶ前から)。

サマータイムは、個人的には好きです。
いま夕方の18時ですが、全く夕方っぽくなく、昼間見たいです。
なんか、これだけ明るいと、早く帰ってしまおうかなあという気がしてしまいます。

ちょっとインターネットで調べたところでは、節電の効果は全然ないという試算もあるらしい。
それでも、仕事を早く片付けて帰る習慣をつけるという意味で、
是非日本に導入すべきではないかと思ったりもします。

2011年5月15日日曜日

高校で勉強した英語

私の通っていた高校は英語の授業に非常に力を入れていて、
いわゆる普通の教科書ではなく、本を1冊じっくりと読んでいくスタイルでした。

英語が難しい上に、さらに困ったことに話があまり面白くない。
ましだったのはSpirit of Americaという本で、
Charles Lindberg、キング牧師とか、アメリカの偉人さんの伝記で、これは結構面白かった。
大変だったのがシェークスピア。
古い英語を使っているので、分からない単語を辞書を引いても出てこなかったりする。

さて、こんなのがホントに役に立つのかとおもいつつどうにか卒業していったのですが、
実はこっちに来てから、なんか意外とその時の勉強が役に立っているような気がしてきた。
とくにボキャブラリーについては意外と勉強したのを覚えていたりして、
それが実際に使えたりしています。いやー、ものすごい得をした気分です。

ちなみに英文法はほとんどやっていません。
高校在学中は、英語の文法書をある範囲でまるうつしして来いという
意味不明の 宿題でしか文法をやった覚えがありません。
文法の大切さも実感しているいまは、
そこをもうちょっとどうにかしたほうがよかったのではないかなーとも思います。

まあ、あの授業のやり方が万人に向いているとは思いません。
が、人によっては一部でも役に立っているということもある、ということで、
100%間違いではなかったのでしょう。
同じ学校に通っていた他の人は一体どう思っているのでしょうか。

2011年5月8日日曜日

化学の本

大学の研究室で生活を初めてもう1年以上がたちました。
自分は大学を修士号をとって就職してしまったので、
普通の博士号を持っている人よりも3年分、アカデミックでの生活が短かったことになります。
その博士課程(正確には博士後期課程)の時間をどう過ごすかは人によりけりですが、
個人的にはその3年間がなかった分、論文とか、本とかを読む時間が
ひとより短かったのかなーと(今大学の生活に一時戻ってみて)感じています。
まあ、会社に入ってからも時間はあったので、そうしなかった自分が悪いのですが、
今はちょうどそれを取り戻すチャンスだと思うことにしました。

ということで、前から気になっていた本を購入してみた。
Classics in total synthesis
有機化学の世界では有名な本で(多分)、
今年のMITの大学院のある授業では教科書として使われています。
これまでの有機化学の全合成で特にその時代において素晴らしい偉業と言われた
エレガントな仕事を選んでまとめた本です。
 たとえば、R. B. Woodward教授とか、伝説みたいな人がやったすごい仕事が
解説付きで紹介されています。
多分論文だけを読むよりも楽しいのだと思います。
何がすごいとか、そういったことが分かりやすく書いてあります。
ほかにもペニシリンの合成とか、プロスタグランジンの合成とか。

さて、これを読み始めて思ったのですが、これ自体がそのまま仕事の役に立つとは思いませんが、
やっぱり化学で飯を食っている以上は、こういった歴史的な偉業みたいなのは
知っておかねばいかんなあ、と感じています。
多分学生さん向けの本だと思われる。
なので、今頃読み始めるのもどうかと思いますが、

Better late than never.

ということで。

そうそう。内容もすごいのですが、書いた人もすごい。
著者は2人で、一人は超有名な先生。
で、驚きがもう一人がその先生の研究室の大学院生です。
どっちがどれだけ書いたのかは分かりませんが学業もやりながらそんなの書いちゃうなんて。
ちなみに彼は独立して研究室をもってから4年でtenureをとってしまったスーパーマン。
いやいや、すごいとしか言いようがありません。

私はアメリカのアマゾンで買いました。$80くらい。
日本のアマゾンでも売っていて8000円から9000円くらい。
決して安くはありませんが、それなりの価値はあると思います。

本と言えば、最近プロセス化学に関する本で、
私の上司も著者の一人に入っているのが発売されているのに気がついた。
早速注文。これは日本で買うよりも30%くらい安く買えました。

コピー商品

ボストンには韓国人が日本人以上に住んでいて、
韓国食材をうる店がたくさんあります。

そういう店ではたいてい醤油とか、みりんとかも売っているので、
2か月に1回くらい買い物にいったりします。

レジで順番を待っていてこんなものを発見。



こ、これは、明らかに「○のこの山」ではないでしょうか。
インターネットで調べてみると、こういったコピー商品のようなものの情報が出てきます。
韓国人の学生に翻訳を頼むと、「チョコレートのキノコ」みたいなことを言っていたような気がする。たしか。

個人的にはある程度しょうがないかと思うのですが、
許せないのが味。まったくおいしくありません。
なんかチョコレートが脂っこくって。
最近、ヨメの友人が日本からボストンにやってきて、そのときにキットカットわさび味をお土産に
持ってきてくれました。これが意外とおいしい。
ちなみに「タケノコの里」みたいなものはありませんでした。
個人的にはこっちのほうが好きです。

ちなみに「かっぱえびせんみたいなもの」も売ってました。

ボストンレッドソックス

ようやくメジャーリーグの試合を見に行ってきました。
イチローのいるシアトルマリナーズ戦を選んで。
野球はそんなに好きではないけど、やっぱり一回はみとかなきゃとおもって。

中でもいろいろ売っていますが、とりあえず先に腹ごしらえ。


球場の外はこんな感じ。


ちなみに球場はMITから近く、しかも歩いていったら30分もかかりませんでした。

こんな日に限ってレッドソックスは松坂が先発。
いきなり日本人同士の対決です。
球場の外野席には大きな画面があって、そこに今のピッチャーとバッターの情報が表示されます。


そして、終盤には岡島も登板。



試合は粛々と進んでいきます。
3アウトになってマリナーズが攻撃を終えたらみんなの拍手程度。
7回ぐらいになってきたらみんな盛り上がってきて、
だれともなくウェーブを始めてみたりはしますが、
やっぱり鳴り物が無いというのは大きな違いだと思います。

試合の内容は。。。どうだったっけな。

春だとおもっていたのがずっと座っていると意外とさむかった。
そんななか、Legal Seafood というレストランから出張でやってきたBostonクラムチャウダーがおいしかった。やっぱりLegal Seafoodおいしいなあ。今度会社から出張の人がやってきたら、Legal Seafoodでいっしょにご飯しよ。

2011年5月7日土曜日

問題の設定

たまには真面目な話を。

どういう課題を設定して仕事をするのか、ということがとても大事だと感じています。

たとえば、ある反応の研究をしたいと考えているとします。
じつは何の研究をしようかと決める時点で、どのていどの成果が出るかは完全にではないものの、大方決まってしまいます。

有名な研究室の教授は、有名な雑誌に論文を連発します。
で、それはたまたまいい結果が出たからというのもありますが、
それだけではなくて、有名な雑誌に載るような仕事に挑戦して、それでうまくいったということなのだなあと思います。基本的には研究は、どれがうまくいくのかはやってみないと分かりません。
でも、うまくいったらどの程度のインパクトのある仕事になるのかを考えて選択することが
そういった教授たちを有名な教授たらしめているのだと思います。
仕事を始める前に、着陸地点を見定めているような気がします。

基本的に会社では仕事は選べないのですが、
せめて、「これをこうやったらこうなる」とか想像力を働かせて、
最初によく考えるということをするとしないとでは
また結果は変わってくるのではないでしょうか。

アカデミックの世界をこの1年以上じっくり見ていて、そんなことを思いました。

ポテトチップス

また、食べ物の話になってしまった。
けっしてちゃんとしたものを食べていないわけではありません。
ただのオヤツです。

アメリカにきておいしいなーと思ったのがポテトチップス。
ちょっと味が濃いですが、ジャガイモっぽい感じがすごくするところがいいです。

いままでのお気に入りはLaysのポテトチップス。


Vinegar and Salt は日本ではあまり見かけなかった味で、
ちょっとしょっぱいですが、酸っぱくておいしいです。


これはポテトではなくて、日本にもあったトルティーヤチップス。
でもこの左の青いのがおいしい。Cool Ranch味というらしい。
何の味なのか分からないのですが、なんだかおいしいです。
ちなみにドレッシングでranch dressingという味が選べることを思い出し、
wikiで調べてみると英語版でありました。
アメリカで一番人気のドレッシングで、マヨと、サワークリームと香辛料でできているらしい。

ちなみに上の写真、大きさの比較を乗せるのを忘れましたが、とても大きい袋です。
内容量320gくらい。日本の一般的なポテチの4-5倍くらいでしょうか。
安い時で一袋$2くらいで買えます。

最近のお気に入りがCape Cod。
Cape codというのはボストンの南の地名で、
なんでも会社と工場がそこにあるそうです。
 

まあ、間違いなく体には悪いのですが、
日本に帰ったら買えないので、きっと食べなくなるでしょう。
ということで今はスナックを満喫しています。
Star Market。うちから徒歩1分のところにあるアメリカンなスーパーマーケット。
健康に一切気を使わなければものすごく安く大量の食材が手に入ります。 

チョコレートミルク

日本で子供の好きな牛乳と言えばコーヒー牛乳。
でもアメリカではチョコレートミルクです。


















あじは、そのまま。
チョコレートミルク、です。
日本のコーヒー牛乳と同じで、
牛乳で割ってちょうどいい濃度。

そういえばこっちでコーヒー牛乳を見かけません。
あんなに甘いもの好きのアメリカ人なのに、なぜだろう。

ちなみに、ストロベリーミルクというのも売っています。
これは買ったことはありませんが、まあ、買うまでもないでしょう。

パソコンの動作が遅い時は

こっちに来る前に日本で買ったDellのパソコンで仕事をしています。
ちなみに学校ではやっぱりMacが多数派です。
最近はMicrosoft WordのファイルもMacで開けるようになっていたりして、
昔ほど問題が起きることも少なく、とても便利です。
ちなみに、パソコンはMacか、Windowsか、とは言わず、
Macか、PCか、と言います。
あれ?PCって、Personal Computerの略じゃなかったっけなあ。
ということはMacはそのカテゴリー以外のモノということなのだろうか。。。

話がそれました。

自分のPC、とくに問題なく動いているのですが、たまにものすごく動きが遅くなることがあって、ちょっと困っていました。そこでインターネットで調べたらものすごい数の情報があることを知りました。
そして、多くの人が同じようなことで困っていて、それに対する解決策を教えてくれている人がこれまたたくさんいるのです。

わたしの場合、たまにCPU使用率が100%になってしまって、他のプログラムが全く動かなくなってしまうことが起こります。で、仕方ないので何でCPUが使われているのかCtl+Alt+Delキーを押してWindowsタスクマネージャーを開き、「プロセス」のタブを選んでみます。すると、 ccSvcHst.exeというのがCPUを使っていて、そのため他が全く動かないことが見えました。でも、 ccSvcHst.exeなんて言われてもなんのことやらサッパリ。
そこで、それをGoogleで調べてみたら、同じことで悩んでいた人たちのQ&Aみたいなところがたくさん出てきて、原因が大体わかったのでした。
根本的な解決はちょっと難しいみたいですが(マシンのスペックの問題とかもあるらしい)、
ともあれ、パソコン素人みたいな私でもうまく検索を使えば、他の人の知識を簡単に拝借することができることに、いたく感動しました。

そうそう。このブログを書いていて、いろんな言葉を紹介したりしていますが、
そのほとんどがwikiに出ています。なので、紹介する価値はあっても、
説明する必要は必ずしもないのです。
このブログはあくまでも自分のメモ代わりという趣旨なので今後も書きますが、
いや、便利です。

お金を出せばおいしいものは買えます

当たり前ながら改めて思い知らされました。
Nakedという飲み物。
Smoothieというらしく、果物のジュースでドロッとしています。
充実野菜の倍ぐらい濃いやつ、みたいな感じですかね。
500mLくらいで、たしか$3-4くらいだったと思います。


これ、今ごろ初めて飲んだのですが、ものすごくおいしいです。
甘すぎもせず、変な味もせず。
普通に果物の味がします。
これ、お勧めです。

2011年5月1日日曜日

隣の芝生は青い (The grass is always greener on the other side of the fence.).

みなさん高い競争倍率のところ選ばれて有名研究室にやってきたのに、
実際研究を始めてみるといろいろ不満がでてくるようです。
個人的にはそんなに悪い環境ではないと思うのですが、
わーわー言う人がいて、それについていろいろ「どう思う?」とか
聞かれるので困ってしまっています。

そんなときに言いたかった「隣の芝生は青い」。
あくまでも英語の勉強のため、忘れないように記録するためにブログ更新です。

The grass is always greener on the other side (of the fence).