2009年11月26日木曜日

Thanksgiving day

先週の木曜日はThanksgiving day。
日本人にはなじみのない習慣ですが、アメリカ大陸にやってきた人たちが始めた行事です。
1620年頃ヨーロッパからアメリカにやってきた人たちがアメリカ大陸で一年を過ごすのはとても大変で、一年の収穫がとてもありがたかったそうで、それでその年に収穫できたものに感謝したというのが始まりだそうです。

この日はほとんどのお店が閉まります。
みんな、家族と時間を過ごすのです。
そしてその日のディナーに有名な七面鳥の丸焼きが登場します。

となりの研究室の友人がThanksgiving dinnerに招待してくれました。
で、でかいです。。。


Thanksgivingのその由来から、この日のディナーにはこの土地で取れたものを使います。
七面鳥、かぼちゃ、マサチューセッツではクランベリーが基本なのだそうです。
七面鳥、結構おいしいです。機会があれば是非試してみてください。
定番(らしい)パンプキンパイもいけてます。

この日はさすがに研究室には行きませんでした。
翌日の金曜日に学校に行ってみたら、半分くらい人がいませんでした。
まとめて休暇を取っているひとが多く、アメリカ人にとって大切な日ということがわかりました。
用事があって行った郵便局も閉まってました(涙)。

2009年11月16日月曜日

ワインが飲めたら。。。

Whole Foodsというオーガニック食材専門のスーパーがあります。
基本的にオーガニックの食材を扱うスーパーで、
ボストンではよく見かけます。

お惣菜、スープ、サラダバーが充実していて
お持ち帰りですぐご飯ということもできてとても便利です。

今日は、前から気になっていた味つきのオリーブについて紹介します。
料理の付け合せにたまに出てくるのですが、結構おいしいなあと思っていたのです。
大きいパックで売っているけど味がわからないのでちょっと怖くて買ったことはなかったのですが、
大きいパックのものをバラで売ってくれることがわかりました。

とりあえず少しずつ買ってみて味見してみました。



これ、お皿においてある一塊ごとに味が違います。
レモンとつけたもの、オリーブオイルとチーズであえたもの、
ニンニクと唐辛子で味をつけたものまであります。
とてもおいしいです。。。
後日残りを食パンにはさんで食べてみましたが、これまた結構合います。

お酒は飲めないので、紅茶を飲みながらつついてみました。
ああ、ワインが飲めたらなあ。。。

ラーメン

中華三昧をゲットしました。



somervilleというcambridgeから北の方にいったところにある日本食、韓国食のスーパーマーケットで買いました。$1.69です。

やっぱり日本人の口に合うようにできているんですねえ。
普通においしいです。
「地球の歩き方」にのっている、ボストンのラーメン屋さんよりも
中華三昧の方がおいしいと言う人もいるくらいです。

NBA観戦

アメリカと言えばやっぱり4大スポーツ。
ボストンにはバスケットボール、アメリカンフットボール、メジャーリーグ、アイスホッケー、
すべてのチームがある街です。

やっぱり一番最初に行くのはこれでしょう、ということで最近シーズンが始まったバスケットボールの試合を見てきました。シーズン開始以来8勝1敗で絶好調のボストンセルティックス。
ホームの試合だけあってものすごい盛り上がりです。

今回は一番安い席にしてみました。
それでも1人55ドルします。
写真は少しズームしているので、実際はもっと遠いです。
それでも、建物自体がものすごいすり鉢状になっているので、
高いビルから見下ろしている感じです。
けっこうよく見えます。



残念ながらセルティックスは負けてしまいましたが、
会場は大盛り上がりで、とても楽しかったです。
アメリカにきたら、一度は見に行くべきです!

2009年11月13日金曜日

住所

街のすべての通りに名前がついていて、その通りには1番から順に番地が付いています。
奇数番地は通りの基点から見てすべて右側、偶数番地はすべて左側にあります。
住所は「なんとかStreetまたはAvenue、なんとか市、州の略号、郵便番号」
だけになります。(アパートの番号が付くこともあります)

例えばMITの場合は、マサチューセッツAvenueの77番地にあるので、
77 Massachusetts Avenue,Cambridge, MA 02139-4307
になります。

日本の何丁目何番地って、番号順になってないですよね。
住所しかわからなくても、地図を見れば結構簡単に目的地にたどり着けるようになっていて
とても便利です。

2009年11月9日月曜日

電話

英語で電話。
何とか回避しようとしました。聞き取れるわけがないだろうなあと思って。
最近ではインターネットのホームページからフォームやe-mailで問い合わせができたりと、便利にはなっています。それでも電話がかかってきてしまったり(こっちについてすぐ携帯を購入しました)、電話でしか連絡できなかったりする事態に陥ることがあります。

こちらからかけた時に、すぐに人間が電話に出てくれれば何とかなります。
言われたことがわからなければ、聞き返せばいいのだから。
困るのが、自動応答につながったときです。
日本でも会社のカスタマーセンターにかけるとよくありますよね。
「これこれをご希望の方は1番を、これこれを希望の方は2番を押してください。」と。
これを英語で、しかもたいてい早口で言われます。
もし聞き取れないと何番を押せばいいのかわからず、仕方なくもう一度かけなおすこともしばしばです。
最初の番号がわかったとしても、それですぐに人間につながることはまれです。
また次の質問がやってきます。
で、これが聞き取れないとまた電話を切って振り出しにもどる。。。
番号を入力するならまだいいほうです。
中には、音声認識みたいなのがあったりして、英語で答えろと言われます。
仕方ないので適当に言ってみますが、さっぱり通じません
"Sorry, I can't understand what you said" とかいわれてしまい、
そこから先に進めません。

英語で電話、というのはとても大変です。。。

2009年11月8日日曜日

よく海外旅行をされる方はお気づきと思いますが、こちらではミニバン、軽自動車をほとんど見かけません。特に、軽自動車は一度も見ていません。ホンダのフィットや、トヨタのSIENA(エスティマみたいな大型のミニバン)をたまに見かけるくらいです。そのかわり、皆さんセダンがお好きの様子です。

ちなみに今は学校、地下鉄の駅、バス停から近いところに住んでいるので車は必要ありません。特に地下鉄は$1.70、バスは$1.25ととても安く、便利です。アメリカと言えば「車がないと生きていけない」というイメージがあったのですが、ボストンとニューヨークは例外だそうです。

2009年11月5日木曜日

ポスドク事情

たまにはまじめな話を。

今回アメリカの大学に潜入してみて、いろいろわかってきました。

ポスドクには大きく分けて2種類が存在するようです。
ボスから給料をもらっている人と、ボス以外から給料をもらっている人です。

あくまでもうちの研究室での傾向ですが、ボスから給料をもらっている人(仮にポスドク甲型とする)は
比較的バリバリやっていて、化学のディスカッションが好き。
ボス以外から給料をもらっている人(ポスドク乙型)は比較的割り切っていて、
まあ、人生を楽しもうよ、という人が多い気がします。
人数の比率は、だいたい甲:乙=7:3くらいでしょうか。

ポジションを得るときのプロセスも両者で違っています。

ポスドク甲型は、採用前に教授とのインタビューがあります。
研究室メンバーの前で1時間くらいプレゼンをして質問を受けます。
その受け答えも含めて採用するかどうかを決めるようです。
ポスドク乙型は、採用前のインタビューはありません。
ボスの一存で直接会う事もなく採用が決まります。書類選考、という感じでしょうか。
ちなみに自分も乙型になるので、採用前のインタビューはありませんでした。

当然ですが、ポスドク乙型は採用される確率がぐっと高くなります。
何しろタダで労働力が手に入るのですから。当然ですよね。
ただし、場合によっては寄付金を要求してくるところもあるそうです。