2011年4月24日日曜日

Sabbatical (サバティカル)

サバティカル
初めて聞いた言葉です。
いまうちの研究室の教授がこれを使ってCaltechにいます。
いますと言っても、いつもいるわけではなく、3週間に数日MITに戻ってきて、
自分の研究室のそれまでのChemistryの進捗の報告会をやり、
そしてまたCaltechに帰っていきます。
これが4カ月ほど続きます。

サバティカルとは使途に制限がない職務を離れた長期休暇のことで(ウィキより)、
聞いた話によるとMITでは7年間に1回このサバティカルの機会がやってくるそうです。
MITの教授は普段研究ばっかりしているかというとそうでもないようで、普通に授業もしています。
前にしばらく授業に出てみましたが、普通に授業です。
課題もたくさん出しているし(採点は研究室の大学院生がやる)、
そういった義務が免除されるという意味では休暇なのでしょう。

ちなみにCaltechにいるのは(たぶん)2つ理由があって、
ひとつはいまCaltechのある教授と共同研究をしているので、それについて話を進めるため。
もうひとつは、むかしCaltechで2年間ポスドクをしていたことがあって、
土地勘があるから、だと思われます。

一般的な意味はウィキに書いてある通りなのだと思いますが、
うちの教授の場合は、「休暇」的な意味はなく、
たまっている書き物を集中してやるみたいな意味で使っているようです。

アメリカ人のポスドクがいうには、アメリカの大学では結構一般的だそうで、
時間の使い方も本当に自由。
本業と関係のないことをやってもOKだそうで、
本を執筆とか、そういうのもできたりします。

へぇー。しらなかった。

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