日本人ポスドクはよく働く、というのが欧米人の一般的な認識のようです。
もちろん全員ではありませんが、いままわりを見まわしてもその傾向はあると思います。
あと、中国人と韓国人も。アジア人全般、そんな感じのようです。
個人的にはそれは民族性というよりも、それ以外の事情もあるのではないかと思います。
ここでも原因になりうるのが英語が不自由であるということ。
うちの研究室では大体2週に1回、教授への報告会があります。
そこで、その期間中の実験結果を報告し、いまうまくいってないこととか、
次にどうするとかを話をして軌道修正しつつ、研究を続けるわけです。
基本は新しい反応を求めて研究をしているので、
予想しないこととか、なんでそうなったのかわからないことが起きるわけです。
また、実験のテクニック的なところが原因でつじつまの合わない結果が
出てしまったりすることもあります。
そうなると、また英語ができないと困るわけです。
ちゃんとうまくいった結果なら報告は簡単です。
でも、「つじつまが合わないことになった」とかなると大変です。
そんな時どうしたらいいのか。
それは、さらに実験をして結果を出し、
よくわからなかったことを分かるようにするのです。
こういうわけで特に英語の苦手な日本人は、それをカバーするためにも、
一生懸命働くのではないかなあとふと思ったわけです。
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