きのうハーバードで、日本人の大学院生がPh.D defenceをするというので聞きにいってみました。
Ph.D defenceというのは、博士号をとるための最終審査です。
これまでの研究成果を大勢の前で発表し、その後、担当教授、同じ学科の他の教授2人と本人の4人で話をして、
問題なければ晴れて博士号が授与されるそうです。
真為のほどはわかりませんが、話によるとハーバードではDefenceまで持っていければもう確実で、
いかにしてDefenceまで持っていくかが大変なのだそうです。
そのためか、会場の雰囲気はとてもリラックスモードで、
激しい攻防という感じはは全くありません。質問もかるーく2つ出ただけでした。
出席している教授はかの有名なEvans教授とMayers教授でした。
初めて実物を見ました。
彼は東大で学士をとって、それから大学院生としてハーバードに入り、
まだ4年生なのにドクターをとってしまいました(ふつうは5年かそれ以上。日本では
修士課程2年、博士課程3年がふつうです)。
もちろん英語も流暢で、仕事の内容も素晴らしいものでした。
ちなみに彼の指導教授33か34歳。日本で言うところの助教さんで、
研究室をハーバードで立ち上げたと同時に彼がやってきて、
その研究室ではじめてPh.Dをとる人になったそうです。
きょうはとてもいいものを見せてもらいました。
Defenceのあと、ハーバードの実験室を見せてもらいました。
それについてはまた今度書きます。
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